勘のいいガキがデカパイハーレムを求めて成り上がる!!
そとみち
序章 出会い
1 出会っちまったな……運命……
────深夜、王都オーディンの王城に備えられた寝室。
そこに魅惑的な雌が群れを成していた。
国の代表である第一王女。
その美貌から『
かつて滅びた遠方の秘境、エルフの国の女王。
高位の魔獣であるサキュバスクイーン。
他、冒険者であったり一般人であったりとその場にいる人間の身分は様々だが……一様に、一糸纏わぬ美しい裸体を晒し、20人は横になれそうなほどの巨大なベッドにその肢体を投げうっていた。
その中心にいるのは一人の少年。
富、名声、力。その全てを己の力で勝ち取った彼は、今この場にいる全ての雌を従えていた。
背徳的なハーレムを生み出したその少年に、情欲を籠める瞳でまた一人の女が唇を舌で濡らし、寵愛を受けるためにしなりと美しい獣を思わせる様な四つん這いで体を摺り寄せる。
もちろん少年はそれを拒まない。彼にとって己のモノとした女は何よりも価値のある宝であり愛すべき者。
口づけと呼ぶには余りにも淫らなそれを注ぎ、水音が再び寝室に響き始めた。
終わりなき淫蕩の宴。夜な夜な開かれるサバトはさらなる情欲の熱を深める。
今宵もまた寝室に雌の嬌声が響き渡るのだった…………」
「マジかよここまで全部お前の妄想かよ」
将来の夢を聞かれたのでめっちゃ語ってたら真顔で突っ込まれた。
なんや。ハーレム作りたいっていう夢を熱く語ったらあかんのか?
冒険者になるやつなんて食うに困るか女の子にモテたいかのどっちかでなるもんじゃね? 冒険者やってるのに性欲がない男がいたら逆にビビるまであるんだけど??
「えー? モテるために冒険者になるのってそんな変な事っすかね? ノックスさんだってどーせエロい女の人との出会いを求めてるでしょ?」
「女も求めてる部分は否定しねぇけど他の真面目な男冒険者に余りにも失礼だからやめとけ? あとモテるかどうかと冒険者やってるかどうかは関係ねぇからな? 冒険者やっててもモテねぇやつはモテねぇからな??」
「聞きたくなかったな……ベテラン冒険者の口からそんな事……」
「そんなんだからこれまでお前がパーティ組んでた女冒険者から『二度と組みたくない』って言われてたんじゃねーかな。頭ちんちん野郎はモテねぇぞロック」
「聞きたくなかったな……!」
俺の銀級昇格試験であるダンジョン攻略の試験官、ベテラン金級冒険者のノックスさんと話してたらめっちゃ諭された。
思わずぶわわっと涙がこぼれてしまう。何も言い返せまへん!
俺が冒険者を始めて半年。それなりに実績も積んで順調な滑り出しではあるのだが、それはそれとしてパーティを組んだ女冒険者とそれ以降まで縁を結べたことはない。
なんでや……おっぱいガン見したりムチッとしたお尻を眺めてただけで仕事はちゃんとしたやろがい!!
「ってか女抱きたいだけなら娼婦買えばいいじゃねーか。そういうのダメなタイプ?」
「もう行ったんですよ……はじめての冒険の儲けで! そういう人がいる地区に! そしたら初めて声かけて来た女の人に美人局されて!! なんか酒みたいなの飲まされて気を失って目が覚めたら有り金全部持ってかれてて……!! ぢぐしょー!! 二度とあの地区行かねぇからなぁーー!!!」
「ウケる」
そして悲しい過去まで掘り起こしてしまい俺の目から流れる涙は滝のように水量を増した。
あの女マジで許さんわ……!! おかしいと思ったよ向こうから声かけられてノリノリで宿屋に行った後になんかお酒出されて俺は財布出すように言われたし!!
おっぱいと顔がよかったからって騙しやがってクソッ! いずれまた会ったら覚えてやがれよクソー!!
「そんな泣くなよロック。お前さん腕は悪くねぇんだから女性への態度だけ改めてりゃいつか見染める女もでてくるだろうよ」
「優しい言葉……! どうすかノックスさん。俺、銀級でも冒険者やっていけそうっすかね?」
「まぁここまでの道中、シーフの仕事はしっかりやれてるよ。設置されてる宝箱は全部見つけてて罠も鍵もかなりのスピードで開錠できてる」
「テレる。勘の良さだけが自慢なんすよ!」
「戦闘では一切前に出ずに防御に徹するのもシーフの役割としては間違ってねぇからそれもいい」
「攻撃からっきしっすからねー。その分探索や索敵くらいしかできねぇっすから」
「魔物に狙われてもゴキブリみてぇなキモい動きで回避して一撃も貰ってなかったのは評価に値する」
「どうして急に言葉のナイフを振りかざしてきたんスか?」
「銅級冒険者じゃまだ金も稼げてねぇだろうから装備がただの普段着なのもギリ許す。てかそれでよくこれまで生きてたなお前」
「美人局以降色々あってマジで金がなくってェ……」
「あとパーカーのフードに子猫入れて冒険にまで連れてくるヤツは俺も初めて見た」
『みゃあ』
「相棒なんすよミャウは。魔物の気配読むのも手伝ってくれるし! 狭いとこ入って行って罠の解除ボタンとか押せますし! あとこいつがいると女冒険者が可愛いーって言って撫でに来てくれるんで!!」
「疑似餌かよ。まぁ猫は女受けするよな……俺も撫でていいか?」
『みゃあ!』
「タバコ吸ってるおっさんはNGですって」
「ちぇっ。まぁいいが……ミャウは使い魔だったりすんのか? テイマーっぽくはねぇけどなロックは」
「いやただの飼い猫っす。魔法使えないんで俺。ミャウはメスなんで将来的に猫耳爆乳おねーちゃんになってハーレムの一員になることを期待してます」
「そっか。お前さんも大変だなミャウ」
『みゃあ……』
ため息をついてからタバコをふかし終えてぐりぐりと地面に押し付けて火を消し、携帯灰皿に吸殻をしまうノックスさん。ポイ捨てしないのマナーいいな。まぁギルド協会の試験官やるくらい信頼ある人だからな、流石のベテラン。
俺も休憩で食べてた干し肉の最後の一切れを肩から乗り出していやしんぼしてるミャウに与えてもっちもっちさせつつ、火を消して後始末。
まだ銀級昇格の試験は終わってねぇからな。こっからあと2階層を踏破する中で俺の実力をノックスさんが評価して決まるのだ。
休憩中の動きとかも見られてんのかな。まぁ休憩中の雑談では嘘はついてねぇしわりと和気藹々な雰囲気になったからマイナスはされてないと信じたいね。
「うーし、んじゃ残り半分行くか。ビギナー向けのギルドが管理するダンジョンだからって油断すんなよ、階層が深くなれば魔物は強くなる。勿論ソードマンである俺が前衛を務めるが、後衛のお前の油断でやられても減点するからな」
「魔物から逃げるのとカネと女の匂いを嗅ぎつけるのだけは得意なんで任せてくださいよォ! アイテムボックス満パンにして帰還してやるぜェ!」
『みゃあ!』
「はっは、意気込みだけは大したモンだ。ガキは元気じゃねぇとな……っし、じゃ行くぞ!」
「うっす!」
腰を上げて、俺たちはダンジョンの攻略に戻った。
※ ※ ※
【side ノックス】
悪くない。
銀級冒険者ともなればそいつには資質が求められる。いわゆる取り柄ってやつだ。
何かしら一芸をもってねぇと銀級の称号は与えられねぇが、そういう意味じゃロックはなかなか『もってる』ヤツだ。
「むっ! 宝箱の気配! うひょ! ホッヘヘ! 宝は全部俺のもんじゃーっ!!」
「おいロック、あんま先行しすぎんな……魔物の気配は?」
「周囲には無いっすー! 待っててね宝箱ちゃーん!! うひょひょー!! でっけぇ宝箱にいっぱい裸の美人のおねーちゃんが入ってねぇかなー!!」
「宝箱に女が入ってたって話聞いた事ねぇ」
『みゃあ』
「わかんないじゃないすか……女体タイプのミミックがあってもいいじゃないスか……!!」
「ミミックにやられても助けてやらねぇからな」
本人が勘がいいと豪語する通り、とにかく宝や罠に気付くのが早い。
今攻略してる迷宮タイプのダンジョンで、宝箱に向けた道を迷わず進み、道中に仕掛けられた罠もふっと気付いてスパッと解除していきやがる。
試験官である俺はこのダンジョンの最深部である5階層までのマップを覚えているが、道中の宝箱が湧くと言われる場所は全部抑えていきやがった。
欲望に塗れた顔をしちゃいるがシーフとしての資質……開錠、罠解除、索敵という面はかなり光るもんがある。
ただし攻撃はからっきしだ。言動が小物くせぇし戦闘中は後ろでヤジ飛ばしてきてうるせぇしお調子者でちょっと先行しすぎるし脳内ちんちん野郎だし女冒険者からは嫌われてるが……まぁその辺を今後改善出来れば金級もいずれは夢じゃないかもな。改善できるかは知らねぇが。
「はいはい罠あり宝箱ねそう言うのわかっちゃう……こうして、こう、と。はいオープン!! なんかよくわからん指輪ゲット!」
「鑑定は戻ってからだな。アイテムボックス入れとけ。進むぞ、次はどっちに行く?」
「うっす! 次はー……んー……こっちかな、なんとなく」
「おう」
今開けた宝箱でこの階層で存在が分かってる宝箱は全部開けたはずだ。最短経路で全部持っていきやがった。
試験官になって5年はこのダンジョンに潜ってるが、これほどの速度で宝箱をコンプリートする奴は初めて見た。王都の近くにある、試験用の難易度の低いダンジョンとはいえ……もってんなマジで。
そして行き先を示させればきちんと下の階層に続く階段に向けた道を示した。なんだコイツ。
まだ冒険者になって半年だったか……勘だけはとんでもねぇな。
このまま次の階、最下層を無事に抜けられりゃまぁ銀級試験は合格にしてやっていいか、と内申点を脳内でカウントしながらロックの前に出て愛剣を構え、前衛としてゆっくり進む。
その後も魔物とエンカウントして、俺が全部切り払ってシーフであるロックは後ろでゴキブリみたいに逃げたりして問題なく討伐したりして。
何事もなく試験も終わりそうだ、と思って進んでいたところで、しかし。
「……あ、待ったノックスさん。待って。なんかある」
「あ?」
『みゃあ』
ロックが素っ頓狂なことを言い出した。
今は下層への階段に向かう最後の直線通路だ。ここに魔物がいることもあるが挟み撃ちにならない限り前からしか襲撃されないのでむしろ戦いやすい所。
ボス級の魔物はここには出てこない。今回は魔物もおらず、歩き抜けるだけだと思いながら進んでいたんだが、しかしその道中でロックが何かを察して呼び止めた。
急になんだ。ここには何もねぇぞ。
これまでずっとこのダンジョンで試験官やってた俺が言うんだから間違いねぇ。このレンガブロックで敷き詰められた道中に何の仕掛けもなかったはずだ。
まぁ今は試験中なんで口には出さねぇけどな。
「…………女の気配がする!」
「狂ったか?」
『みゃあ』
「いや違うんすよ……なんか絶対ありますよこの通路……! どこだ……? どこにいるんだかわいこちゃん……!?」
「はぁ……まぁちっとは付き合うけどよ。この狭い通路に居続けて魔物に挟み撃ちなんてされたら今は俺とお前しかいねぇんだ、たまったもんじゃねぇぞ? 早い所切り上げろよ」
「うっす……絶対なんかあると思うんだよなぁ……!!」
ロックがその辺の壁を調べ始めるが何度も言うようにここには何もない。
さっき話した通りこの通路は脇道がない。ダンジョンに湧く魔物に前後から挟まれたら……まぁ俺がいるから余裕ではあるが、それはそれとして危険だ。ダンジョンで油断したら何が起きるかわからねぇし、宝に拘り過ぎて全滅する、なんてのはよくある話。
これまでは勘とやらの先に宝箱があったからよかったが、何もない所でも宝探してパーティを危険に巻き込むとなるとだいぶ減点だな。2~3分経ってもやめないようなら止めた上で、試験が終わったら指摘してやるか。
そんなわけで匂いの少ない紙巻きタバコを懐から取り出し、壁にほおずりするレベルで何か探してるロックを眺めて火をつけて一服し、観察する。
ダンジョンだというのに超軽装、普段使いしてるパーカーのフードの所に入ってるアイツの猫……ミャウちゃんもふにゃーと怪訝な顔でご主人様を見てるようだ。まぁ傍目に見たら壁に全身こすりつけてる変態だからな今のコイツ。
早く諦めねーかね……と紫煙をふかしながら、通路の先を見て魔物の襲撃は無いか気を配っていたところで。
「───わかった。……こう、こう、こうだ」
ロックが壁に使われてるレンガブロック、そのいくつかを無造作にぽんぽんと押した。
次の瞬間。
「っしゃあ! 隠し通路発見だぜ!」
『みゃあ!?』
「……は?」
俺の口からぽとりとタバコが落ちる。
ロックが壁を押した後、奇妙な音がぽろんと響き……壁がズズズと音を響かせて開き、下に降りる階段が現れた。
なんだと。マジで仕掛けがあったってのか。
俺も知らない初めて見る階段……その奥までは見通せない。これは俺の勘だが相当深い。壁も見たことのない無機質な白地。
未踏破ゾーンだ。恐らく直下の階層に繋がっていない。どんな魔物が生息しているかもわからない。
「うっひょー!! 絶対なんかあるわ待っててね美人のねーちゃーん!!」
「ちょっ……待てロック!! この通路は俺も知らねぇ! 何があるかわからねぇから気を付け……って全力疾走かよバカ!! ほんっとバカ!!」
そして隠し通路を発見して喜ぶロックがその階段を全力で降り始めやがった。
慌てて俺も追いかける、がコイツ速い。平地なら俺のほうが速いだろうが階段を降りるという動きでは躊躇いなく降りるロックのほうが速かった。
薄暗いその階段は、ダンジョンに設置されてる魔導ランプではなく次第に謎の光……天井に白い光る棒が生えてきて、階段も壁もまるで大理石を切り出し磨いたかのような異様な光景に変わっていく。そこに俺の警戒心はどんどん増していく。
それなのにロックは躊躇いなく駆け下りてやがるんだ。コイツの勘とやらが何かを捕らえてやがんのか。
「単独行動は大減点だぞバカ野郎……!!」
俺は試験官の務めとして同行冒険者を無事に地上に帰すべく、警戒しながらもロックを追って階段を下りる速度を増した。
※ ※ ※
【side ロック】
「お宝! お宝! 女の子ーーーーっ!!!」
俺は直感に従って階段を駆け下りた。絶対になんかあるやろなと思った壁に開いた隠し通路の先、特大の宝物の気配を感じて全力ダッシュである。
さっきノックスさんが見たことない道だって言ってたからファーストボックス拾えるかもしれねぇんだからよぉ! レア装備とか女の子とか女の子とか宝箱から出てくるかもしれねぇよなぁ!?
そして下り終えた先、謎の扉とその横になんかパネルみたいなもんがあるが、直感のままに俺はパネルを操作。ぴぴぴのぴ。開いたわ。
「っしゃー!! おっじゃまー!! 中にはなに……が……なんだこれ」
自動で開いた扉の先に踏み込むが、中はなんつうか……ワケわからん空間だった。
なんかすごい無機質な直角な箱みたいなもんがいっぱいあって……そこにガラス窓みたいなのがあっていっぱい文字が走ってて……ぶっとい管みたいなのがめっちゃ通ってて……ぴこぴこ光ってて……なにこれ。
少なくとも王都にはこんな謎の空間はなかった。文化が違う。まるで物語にあるロボットみたいな無機質な金属製の箱が並んでいる。
そのままあたりを見渡して、しかし俺はあるモノを見つけてそれに目が奪われた。
「うわエッロ!!!!!!」
『みゃあ』
女の子だ。
全裸の女の子が、大きなガラスの容器の中でぷかぷかと浮いていた。
すっげぇ美人!!(覚醒)
すっげぇおっぱい!!!(錯乱)
すっげぇくびれた腰!!!!(発狂)
すっげぇデカケツ!!!!!(暴走)
ドスケベだよ!! めっちゃドスケベ美少女がガラスの中で水攻めされてるんですけど!?
でも口のあたりから泡が出てるからまだ生きてるか!? 生きてるよな多分これ!?
「今助けるぞねーちゃん!! どうすりゃいいんだこれ!? 割るか!? ガラス割るか!?」
『みゃあ!』
「む! これかミャウ!! これか!? 多分これだなヨシ!!」
助けるために何かないかと辺りを見渡すと、大きな太い金属製の管がガラスの容器に繋がってる箱みたいなもんになんか緑色に淡く光る板を発見した。ミャウが。
それに突撃して俺はバン!! と思いっきり掌でその板を押した。押せねぇ。
駄目だわコレ押せるタイプの装置じゃねーわ!
【system startup】
【Registration approved──Biometric authentication started. Registration complete】
「ホワッツ!?」
『みゃあ!?』
しかし俺がその板を押したことでなんか画面に謎の文字が映し出された。
なにこれ!? なにこれー!? どうにかなるのコレ!?
【5475 days, 21 hours, 48 minutes and 30 seconds have passed since the event began】
【token invalidation】
【Check login status of other users】
【Logged-in users 0】
【Master registration rights are non-transferable】
【Start re-body authentication】
【Artificial Intelligence Non Player Character】
【emporarily approve user registration】
【Approve temporary contract until next user login】
【Release system activation】
「なになになに!? 何の何が何ィ!?」
文字が流れに流れてびっくりしていると、ブシュー、と空気が抜けるような音がしてガラス管から煙が上がった。
そしてガラスの中にあった液体がごぽごぽと量を減らしていき、無くなったところでガラスも地面に吸い込まれていく。
中にいた美女が重力に従い地に足をつけ、そしてガラスが全て床にしまわれて──
──目を開いた。
【Errors in some startup systems】
【Anti-Monster Combat Androids『Ⅺ』】
【Provisional Activation】
「───おはようございます。貴方がマスターですね」
「アッハイ。俺がマスターです」
ガラスの中から出て来た全裸の美女に声をかけられて俺は即答した。
透き通るような銀髪。大人びた均整の取れた顔。切れ長の瞳。水滴に煌く睫毛。そしておっぱい。おしり。ふともも。
美しい……美しすぎる。
即答した勢いのままに本能に従ってさらに言葉を紡ぐ。
「仮マスター登録承認。お名前を教えていただけますか」
「そんなことより君の裸がエッチすぎて性欲持て余すんだけど!!」
「カスがよ」
「辛辣」
おっと。多分ファーストコンタクト間違えましたねこれは。
※※※
~登場人物紹介~
■ロック
主人公。赤毛のガキ。
勘だけが鋭い。バカエロ男子。
■ノックス
金級冒険者。34歳のベテラン。
なんだか今後すごい苦労する予感がする。
■ミャウ
ロックの飼い猫。いつも彼のフードの中にいる。
かしこい。かわいい。
■謎の全裸少女
一話目でお色気シーン入れておいた方がいいかなと思ったところは否定しない。
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