引っ張る、のhとpの子音のリズムがうまく活用されており、詩的表現としても優れていると感じております

またサブ的に、sの子音もうまく使われており、ここも巧いと考えた次第です

初めまして。Discordからお邪魔させて頂きました。
なにかに袖を引かれたような気がする。
気のせいかなと思う。
そういう誰にでも起こり得る何気ない気配が怪異に繋がっているところに恐ろしさを感じます。
また忘れたころに「機は熟した」と現れた小娘はいったい彼をどこに連れていき、なにをされてしまうのか、とても興味深く感じました。
ただもし、厚かましくも助言が許されるのであれば……。

冒頭の引っ張られる場面をもう少し詳しく描写しておけば（できればなにか怪異の存在を薄らと認めるような不可思議なおどろおどろしさがあれば尚良いです）、ラストの伏線となってより面白くなるかもと思いました。

あと正体が娘っ子であることは最後まで明かさない方が怖いかもしれません。それまではあくまで正体不明の怪異を仄めかして。

僭越にも偉そうなことを言って申し訳ございません。何卒、ご容赦くださいませm(__)m