本物の怪物と呼ばれるまで!!(リメイク)
渾沌
第1話 怪物の産声
俺は人外が好きだ。魔物や妖怪はたまた神話生物なんかも好きだ。だってそうだろ?人間にはない能力を持ったり圧倒的強さだったりを持っていたりする存在なんて憧れないわけがない、ドラゴンなんかがいい例だな、まぁともかく俺は人外が好きってこった…なぜこんな話ししたかって?それは俺の授かったユニークスキルが関係している。
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ダンジョンや魔物が現れてからはや何百年ダンジョンは日常になり魔物も脅威ではあるもののを人間はスキルと言う力を身に着けてその脅威をはねのけた。その者たちの名を探索者と言う………………
「やっぱりいいなぁおい滾るぜェ探索者ってのはよぉ」
このなんか滾っている男がこの物語の主人公道永恭介(みちながきょうすけ)
黒髪で身長190センチの高身長おまけに目つきも悪く口も悪い誰より何より人外が好きなちょっとお茶目な普通の人間それがこの男である。
「また言ってるの?何回目よその言葉?」
呆れた目を向けているこの人は道長恭介の妹道長歩(みちながあゆみ)身長は170センチ胸はぺったんこロングの黒髪で目つきは鋭いが美人であるため特殊なファンが沸くとかいないとか
「あぁ?何でか?今日だからだよ、なんだって今日は誕生日!!ついに20を迎えるんだぜぇ!」
「はいはいわかったから落ち着け兄貴はぁ…なんで大人になっても落ち着きがないだろこのバカ兄貴は…」
「あぁ?なんか言ったか?まぁいい、ククッ今日から俺も探索者になることができる!そうと決まれば早速行ってくる!」
この世界は20歳になればダンジョン組合に入ることができるようになり探索者になることができるのだ!
「はいはいわかったから、いってらいってら〜」
そう言って適当にあしらい学校の準備をする歩を背に待ちに待った探索者になろうと早足で駆けていく恭介であった。
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「ここがダンジョン組合か待ちに待ったぜぇ!早速行くか」
中にはいるとそこには色んな装備をした人やいかにも歴戦の戦士みたいな人やらなんでこんなのが冒険者やってんのみたいなやつまで多種多様にいた。
「あぁ~受付はどこだぁとあったあったあそこだな」
そういいつつ俺は受付に並ぶそしてどんどん列が減っていきいよいよ俺の番になってきた。
「いらっしゃいませ〜今日はどのようなご要件でしょうか?」
「あぁ今日二十歳になったんで探索者登録しにきた」
「なるほど!それはおめでとうございます!ではこちらに手をかざしてください!」
受付の女が笑顔で占いに使うような水晶を出した
これは探索者登録に使われる魔道具でこれに初めて触れる人は自分のステータスのプレートのようなものが見えるようになりそれを見て年齢を確認しその年齢に達していれば晴れて探索者となる。
だが年齢に達していなければ魔道具が赤く光り自分からはステータスが見れなくなる。
不正対策もバッチリなようだ。
またここで大事なことがあるそれはこのステータスが見えるようになったときに今まで培った技術などがスキルが発現するそしてスキルの中にユニークスキルと言う物があるこれは特別なスキルでその人の想いとその人の身体能力や思想などの適性があった場合に発現するスキルのことだ。
俺はこれを狙っているこのユニークスキルを得た人は大概人がいじみた強さをしてるからだ。
俺はこれを狙っている、まぁ狙って出せるものではないがそれでもやはり期待せざるおえないだろう
そうこう考えているとステータスの結果が出たようだ。
「ええ〜と20歳丁度嘘偽りなし!これで正式にあなたは探索者になりました!こちらが探索者の身分証となります!これはなくそうにもなくせない仕様になっていまして落としても持ち主の所にてレポートし力でも絶対に壊れない仕様となっております!これから良き探索者ライフを!」
なんかすごいこと言ってるような気がするがまぁ細かいことはいいか…
「あぁ~その前にいいか?ステータスはどうやったら見えるようになるんだ?」
「そうでした!そちらを説明していませんでしたねステータスは頭の中でステータスと念じるか声でステータスと言うかのどちらかで確認できます!」
そうか(ステータス)ブォン
道長恭介 20歳 レベル1
【スキル】
・直感レベル1
・咆哮レベル1
・体術レベル2
【ユニークスキル】
・怪物化
これが俺の…スキルって待て待ておいおいおい俺にぴったりなスキルがあるじゃねぇかぁ!名前を見ただけでわかる!これは俺を変えてくれるスキルだと!しかもそれは俺が願ってもなかったユニークスキル!今日は人生最高な日だぜぇ!!
俺は笑いをこらえきれなくなり獰猛な笑みを浮かべる
「ヒッ…あの大丈夫ですか?」
少し怯えている受付の女が聞いてくる
「あぁ、ちょっと運に恵まれすぎてなぁクククついてるぜぇ!あぁ後怖がらせて済まんかったな」
「そ、そうですかそれはよかったですねまたなにかありましたらこちらにお伺いください!」
「おう、わかった早速ダンジョンで行ってくるわ」
「はい!頑張ってきてください!」
まだ少し怯えていたような気がするが笑顔でしっかりと言えるあたりさすが職員の女だなぁと感心しつつ俺はダンジョンに向かった。
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