第154話
葉月ちゃんは人の好き嫌いがはっきりしていて、祥平たちのこともあんまり好きじゃないみたいだったけど、こんなに目に見えて嫌がってるのは初めて見た。
葉月ちゃんに意地悪したりするのかな。
もしそうなら私が守らなくちゃ。
私は密かに使命感に燃えていた。
しばらくして、また機嫌をなおした葉月ちゃんとはしゃいでいると、少し開いた窓から海の匂いがした。
「左側を見てごらん」
葉月ちゃんのパパに言われるまま二人で外を見ると、車道脇に植えられた木々の隙間からキラキラ光る海が見えた。
その上の空はよく晴れていて白い雲がところどころに浮かんでいる。
砂浜には人がちらほらいて、楽しそうに海水浴をしてた。
すごく気持ち良さそうだ。
早くあの海に飛び込みたくなった。
そして、私たちがきゃーとかわーとか言っているうちに車は止まり、別荘に着いた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます