第89話

すぐに届いた那由多からの返事は、とても簡潔でとても嬉しいものだった。




“楽しみにしてるね”




私は夏休みまでのまだまだ長い日々を、1日ずつ消化してはカレンダーを見つめて過ごしてた。




ママが那由多のママに電話して、日程も決まった。




やっぱり那由多のパパとママはお仕事があって、忙しい。


だから、那由多ひとりで遊びに来ることになった。




那由多はひとりで電車に乗り慣れてるらしくて、誰も心配してないみたい。




それがちょっと不思議だった。

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