第7話

ソラはオスの黒猫。


元々動物を飼うつもりはなかったけど、なぜかうちの軒下に捨てられていて、やむを得ず飼い始めた。




引き取り手が見つからなかったから仕方ない。




ひとり暮らしのはずが突然ふたり暮らしになって、まだ1ヶ月。


動物を飼うのが初めてだった私は、最初は戸惑いだらけだったけど、猫のいる生活にも少し慣れてきたところだった。




自由気ままなソラの性格は私に合っていたようで全く負担ではなかったから、きっとこれからいい家族になっていけると思う。






「ごちそうさまでした」




私も食事が終わると食器を洗って、散歩の間に洗っておいた洗濯物を陽のよく当たる出窓に干した。


そしてダイニングチェアにかけておいたエプロンを身に付けると、髪を簡単にまとめて部屋を出た。




私はこれから仕事。


留守番を任されたソラは、お腹一杯になったからか満足そうにソファで毛繕いしている。




私はそんなソラにいってきますを言って、仕事場へ向かった。

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