第439話
「罪は無いか…。
男に簡単に体を許す
馬鹿な女達…。
殺されたって構わないだろう?
最初に殺した
あの大学生の女なんか、
俺が少し優しい言葉を
掛けたら、
簡単に俺に身を委ねた…。
気持ち悪くて、
直ぐに殺してやったけど」
涼は布団から体を起こし、私を見下ろしていた
その目の光が鋭くて、
私は体が震えた
だけど、恐怖以上に、
何とも言えない悲しみが
私を襲う
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