第317話
傘をインターネットカフェに忘れてきたが、
もう必要無いみたいだ
外は晴天で、
朝とは思えない気温で、
立っているだけで
汗が出てくるくらいに、
熱い
朝やっていた報道番組を
全部見た訳じゃないが、
他の局もそうだが、
俺の名前や顔は何処も
報道していないだろう
どんな残酷な殺人犯でも、
俺はまだ未成年だから…
だけど、そのうちネット等では、
俺の名前や顔が
流れるかもしれない
時間の問題だろうな…
そして、田中愛美も、
じきに見付かるだろう
良かった…
あんな狭い部屋で、
彼女一人で寂しく眠っているのは、
可哀相だ…
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます