第309話

少しすると、

遠くに24時間営業の

コインランドリーの看板が


光っているのが見えた



普通に通り過ぎようと

思ったが、


自分の体を見て足を止めた





看板の近くに、

コインランドリーが有り、


幸いな事に、

お客は誰もいない





俺は着ていた

Tシャツとジーンズを

脱ぐと、


洗濯機の中に

脱いだそれらを入れた



洗剤は無いが、

ある程度は落ちるだろう



血…



着ていたTシャツが

黒だから、


残っても、

さほど目立ちは

しないだろう



財布からお金を取り出し、投入口に入れた

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