第100話
私も実は言うと、
涼にメールを送っていた
私が送ったのは、
涼が休み始めた初日
担任の中山先生から涼は、風邪で欠席だと聞かされたが、
私はそうじゃないような
気がした
涼が最後に学校へ来た日
涼に愛美の事で電話した
翌日
私は朝から愛美に
電話での事を告げていた
「涼は、今は特に好きな女の子はいないみたいだよ。
愛美の事は可愛いって
言ってた」
私は嘘にはならない程度に、
部分部分をかい摘まんで、愛美に伝える
ライバルとは言え、
愛美は友達
愛美の喜ぶ顔が見たい
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