第63話

学校へ着き、

教室に向かう途中チャイムが鳴ったので、


俺は慌てて教室迄走った





いつものように、

机に鞄を投げるように置くと、

椅子を引き、

座る



走ったからか、

少し息が切れている





「涼、顔色悪くない?」



咲の声に反応するように、俺は視線を横に向けた



咲の席には、

咲と田中愛美がいる



きっと、今日も事件の事を話していたのだろう

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