第42話

家に帰って来ても、

よく咲の事は考える



咲と、二人で何処かに遊びに行きたい…



咲と、手を繋いでみたい…



咲に沢山触れたい…





俺は男だから、

変な事を考えてしまう事も有るが、

咲を好きだと思う気持ちは、

純粋だ



多分…





俺は、気が抜けたように畳に座り込んだ



携帯電話のディスプレイをボーと見ながら、


咲からのメールの返事を

待っていた

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