感じる違和感
誰が?
そう言おうとしたとき
遠くに女性の姿が見えた。
「ごめん遅れた!」
「大丈夫だよ」
と海さんがその女性に言う。
いかにも『恋人』って感じがする。
「あ、私の名前結衣!あなたは?」
「未唯です。よろしくお願いします」
「敬語なんていらないよ!タメ口でいこ?」
「分かった」
「仲良くなれそうか?」
「うん」
なんかこの人達、違和感ある。
なんだろう。
普通の恋人じゃないような...。
「未唯は果物好き?」
「まぁ...」
「じゃあ着いてきて!」
そう言って結衣は私の腕を引っ張って
どこかへ向かった。
後ろをチラリと振り向くと海さんと慧さんが
何かを話しているようだった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます