意地悪

「未唯、春夏秋冬でいつが好きだ?」


「私は夏が好きです...」


「分かった」






「未唯、遅れるぞ」


と耳元で声が聞こえ、


慌てて起きると目の前には


慧さんの顔があった。


すごい既視感を感じる。


「まだ眠いのか?しょうがない」


そう言って慧さんは私を抱っこした。


「え、ちょ!?」


「起きてるから!歩けるから下ろして!!」


「分かった分かった(笑)」


慧さんは度々意地悪をしてくる...。

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