四十九日記

12月17日（日）

昨日は朝食後に間宮くんと接触？したことが一番大きいトピックだったため書き忘れていたが、きちんと出勤した。

店長は相変わらず俺を心配してくれているようだった。

だが俺はというと幽霊になった間宮くんがすぐ後ろや横にいたので、そこまで暗くならずに過ごせた。

バイトの子たちの賄いを作っているときも横から「俺も若林さんの作るこのパスタ大好きだった〜」と話しかけられた。確かに間宮くんは他の同年代のバイトの子たちよりもよく賄いを食べていたと思う。美味しそうに食べている様子に俺も嬉しくなっていたことを思い出した。

いまはもう食べられないらしい。