第9話 冬のお供のご紹介

今日のお題はこの通り。

とか、と書いてあるのはご愛敬。脱線しても良いように書いてある。


とりあえず独特の言い回しとか、バンド時代の曲も大好きで今でも時々聞いている。

町田康。浄土って短編集の一言主の話しとかギャオスの話しとか大好きでゲラゲラ笑った。なんじゃそりゃって展開と独特の言い回しとか、そもそもバンド時代の曲もつるつるの壺って言われても知らんがなって思っても、まぁそれは世界中どこでも人間は主観的にしか物事を見ないから良いのだけれども、それにしたってつるつるの壺って。と笑ってしまう。くっすん大黒とかね。なにそれって感じ。でもそれが良いし、それで良い。

町田康、お勧めです。まだの方はぜひ。


続いてオーケン。大槻ケンヂ。筋肉少女帯のメインボーカリスト。リンダリンダラバーソールって作品は、本当に良い小説。まさかの、期待を裏切っての、普通に良い泣けるラスト。キンショウ好きだしね。


続いて江戸川乱歩。それも少年探偵団シリーズ。あれは痛快。どんどん読める。小学生時分に図書室通って全巻読破した。あんなに面白い小説を読んだのは初めての経験だった。


続いて筒井康隆。この人は絶対に外せない。お助けって作品は珠玉の名作。カメロイド文部省とか、とにかくショートショートが面白くてずっと笑える楽しめる。ドラマでは深キョンが演じた富豪刑事も彼の作品。アニメ化もされて、より親しみやすくなったのかな。

筒井康隆、ホントに好きです。もっと書きたいわ。次はジョジョ並みに気になった作品を上げていこうか悩み中。


そしてやはりなんと言ってもいつまでも時代が移り変わっても、青い春を体現した男の代表格と言えばこの人、太宰治!

外せない。全てはここから。オーケンも町田康も、私の大学時代を共に歩んでくれたけれども、太宰治は、常に真正面にいる感じ。それは今でも変わらない。儚く黒く美しく...

大学時分、彼と同じ年齢で逝きたいと思っていたが逝けなかった。それでも彼は真正面から青春してる。見習いたい。いつまでも心は青くいたい。


てなことで、脱線を怖れて短く簡潔にまとめた次第でございます。皆様の冬のお供にいかがでしょう。

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