懺悔
SB
懺悔
はじめまして。突然ですが、骨の髄まで悪に染まった人間という存在に出会ったことはありますか。
そのような人間は悪人、または、救いようのない人間と言われます。
救いようのない人間とは一定数存在します。
私もそのうちの一人です。
救いようのない人間の種類とは大きく分けて2つあり、多人に迷惑をかける人、自分だけが不幸になる人に分けられます。
私はその前者に振り分けられます。
後者はともかく、前者は潔くこの世から去ることで他人に迷惑をかけない方法なのですがなにせ救いようのない人間と言われるだけはあり、そのような愚人ほどしぶとく生き残るものであります。
「じゃあ、それが嫌なら性格を改め、他人のために、迷惑をかけない善き人間になればいいじゃないか」
皆さんの脳内にこのような考えが浮かんだと思います。
しかし救いようのない人間とは自分を変えることも、取り繕うことすらできないのです。
開き直るような言い方ですが、悲しく、これは事実なのです。
「中身な変えられない、ならばせめて表面上は―――――――」
下手に取り繕うとしようものならばより悲惨になるでしょう。
化けの皮は貼り直すことも叶わないほどに剥がれ落ち、他人に一生消えることのない深い深い傷を作ってしまうのです。
これから私が書くことは私がこれまでにどれほどの救いようのない人生を歩んできたのか、私の他人に吐き出すことのできない大きな大きな懺悔の塊です。
なぜ海に近いインターネットという世界で文章にするのか。
それは現実世界の私を知っている多人に、吐き出す勇気など持ち合わせていない臆病で、それこそ、救いようのない人間だからです。
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