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  • * * *への応援コメント

    コメント失礼します。

    『花梨へ』にはじまり、関連する作品も読ませていただきましたが、個人的にはこちらのバージョンが一番のお気に入りです。たしかに表現の不足を感じる部分が多いとはいえ、このスピード感は他では替えが利かないなと。ロングバージョンは補足説明やウィットに富んだ会話が増えて、良い意味で印象が大きく変わりました。それでも締めの描写に辿りつくまでに読者目線では、かえって気持ちが綺麗に整理されてしまったのですね。静かに見届けてあげよう、という風に。

    それがこちらでは息つく暇もなく終盤まで連れてこられる。他人でありながらも主人公の気持ちと一体になったような、まさに一緒に遺灰に塗れているような感覚がたまりませんでした。初見のインパクト補正もあるのでしょうが、あちらと何度か行き来しているうちにこの印象は確信に変わりました。企画に向けての作品だったことを抜きにしても、一つの物語として非常に面白かったです。

    同時に書き手として、物語の圧縮は本当に難しい作業だと再認識させられました。直截的な表現や描写を使わず、いかに真意をそれとなく少ない文字数で読者に伝えられるのか。言葉になんらかの理由付けとしての強さを与えられるのか。あじさい様の意思表示や企画主様の講評の双方に目を通して、外野ながらも自分ごとのように受け止めていました。

    最後は話が逸れてしまいましたね。長文失礼しました。

    作者からの返信

     丁寧に読んで高評価してくださり、ありがとうございます。

     企画の文字数に合わせるためだけでなく、語り手の人柄や作品のテーマを際立たせるためにも、スピード感や切れ味を重視して書いた作品なので、そこに着目していただけて嬉しいです。「あとがき」としてセルフ解説を書かずにいられなくなる事態は想定外でしたが、一読してよく分からないときに精読したり想像力を働かせたりしてもらえないのは、エンタメを作れなかった作者の落ち度なのかなと思っています。変な言い方に聞こえるかもしれませんが、彼女たちに申し訳ないです。だからこそ、男爵イモさんのコメントとレビューに救われた思いです。本当にありがとうございます。

  • * * *への応援コメント

    『なぜ我々は本を読むのが大好きな文学少女の夢を『作家になること』にしてしまうのか?短編小説コンテスト』へのご参加ありがとうございます!

    文学少女を2人登場させ、文学少女同士で書く道を志した少女と、書く道を志さなかった少女……両者を対極とは行かないまでも、共通点と差異に着目した関係性を描く物語の作り方に好感を得ました。文章の可読性が高い点も評価できます。
    語り部となる主人公や花梨の言動にとても人間的な仕草や機微が描かれていて、作者の観察力の高さがうかがえた。

    審査員全員が読了し、コンテストが終了した時点で改めて自主企画内のランキングや参加作品の点数と内訳、より詳細な感想を送らせていただきますのでお待ちくださいませ。

    作者からの返信

     ありがとうございます。
     楽しみにさせていただきます。