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目次
ラブレター(REFER TO BARD)
第6話
レポート用紙にかきなぐる
いえもしない言葉の蛇列
重すぎて破られた言葉は
宙に散って行く
俺はお前らを捨てたのに
お前らはあいつの方へ飛んでいく
電柱にぶつかっても
お前らはあいつのもとへ飛んでいく
[少しでいい…
今夜俺のことを考えて
耳をすましてくれないか
風に乗った
俺の声がきこえるから]
渡せないのにかきなぐる
諦め投げられた言葉は
あぜ道に散らばっていく
お前らはあいつの方へ転がっていく
その身を削りながらも
あいつのもとへ転がっていく
少しでいい…
今夜歩きながら
道を転がる
俺の声がきこえるから
答えが欲しいとは言わない
ただ空を見上げてほしい
拾ってくれとは言わない
ただ気付いてくれるだけで
それだけでいい…
[繰り返し]
([REFER TO BARD])
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