自由詩人 希望の詩を綴る

木村れい

第1話 また前を向く

 どこの道を歩いてきたのだろう


 僕は純粋に、ただただ真っ直ぐに進んできたつもりだった


 その道は違う

 そんなつもりじゃないのに

 いつも誤解された


 道を不器用に歩いた

 歩き方を知らなかった


 恥ずかしく失敗ばかりの道のりだった


 しかし、沢山の痛みが自分を目覚めさせた


 弱々しくも頼りなく何とか生きてきた自分の道に少しずつ命が宿っていた


 それでもなお

 わからないことばかりなんだ


 先は暗いようで、明るいはず

 でも、明るいようで霞がかっている


 自分にわからないことが沢山あって

 当たり前に、受け止めなければ

 

 視野が狭くて

 常識が無くて

 不器用で生きづらい

 自分を受け入れることから


 わからないことがあるのだから

 まだ成長出来るだろう


 いつも寂しがり屋 

 

 耐えることが苦手な自分も

 好きになる

 

 人が好きな自分、人が嫌いな自分

 優しい自分、いじわるな自分

 ねじけたひねくれた自分

 正義感に熱い自分

 ドジで勘違いばかりの自分

 全て好きになればいい


 未だ、志なかば

 全ての自分を受け入れ、成りたい自分に変わって行けばいい

  

 明日もまた 前を向いて






 

 

 


 


 



 

 


 

 

 



 

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

自由詩人 希望の詩を綴る 木村れい @kimurarei0913

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る