蒼き風の軌跡 — 第6話: 運命の再会③
▢▢▢ 闇の陰謀 ▢▢▢
黒羽の指揮官がゆっくりと前に出た。その視線は冷徹で、狙いを定めた獣のようだった。
「お前たち、思った以上に面白いな。」
隼人と澪は身構えた。指揮官の周囲に暗いオーラが渦巻き、不吉な風が吹き始める。
「この世界の風の力を覚醒させる者か…だが、それもここまでだ。」
指揮官は不気味な笑みを浮かべると、暗黒の剣を引き抜いた。
▢▢▢ 決戦の始まり ▢▢▢
「澪、気をつけろ!奴はただ者じゃない!」
隼人が叫ぶと同時に、指揮官の黒い刃が猛スピードで迫ってきた。二人は瞬時に回避し、反撃の構えを取る。
「風刃(ウィンド・ブレード)!」
「風の守り(ウィンド・シールド)!」
隼人と澪の連携攻撃が炸裂し、鋭い風の刃が指揮官に迫る。しかし、黒いオーラがその攻撃を弾き返した。
「その程度か…?」
指揮官は冷笑しながら再び襲いかかる。二人は激しい応酬を繰り広げ、湖畔の大地は戦場と化した。
▢▢▢ 隠された力 ▢▢▢
激しい戦闘の中、隼人は次第に息が上がっていった。だが、澪はまだ力を出し切っていないようだった。
「隼人、あの光を…」
澪の言葉に応じて隼人は視線を上げた。遠くの湖面には、光の結晶のような輝きが漂っていた。
「この力…!」
二人は目を合わせ、最後の賭けに出る決意を固めた。風と光が共鳴し、かつてない力が目覚めようとしていた。
続く・・・
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