忘却の物語(OBLIVION OF STORY)
@kakuyokakuyo
第1話PERFECT BEING
君はこの程度の実力なのかい?
私も舐められたものだなぁまぁ昔に比べて
単純な実力は落ちたかもだが君のように
実力の差を見極める事も出来ずにただ
突っ込んでくるだけの存在じゃ僕に勝てない
のなんて明白にも程があるだろう。
「戦いの始まりは在る若者の挑発
から突如として始まる事と成りました」
過去死を跨ぐ者や狼牙と呼ばれた元帥を知って
るかギルド職員さんよぉ。
3000年も前の人魔大戦で活躍したと言う
あの?現在当ギルドで死を跨ぐ者,狼牙の
二つ名を持つ元帥つまりは七村銀次郎さん
でしょうか?
あぁそうそう銀次郎だよ銀次郎,そいつって今
どこに居るかわかるか?
当ギルドでは銀次郎さんについての情報は
取り扱っていませんね,歴史書に残る人物
ですし既にお亡くなりになられて居るのでは?
いやそれは無いねだって奴は銀次郎って漢は
ダークエルフと人間のハーフなんだからよぉ,
長寿種の中でも異例中の異例だ寿命の概念が
無いとまで言われたエルフの中でも更に特異な
個体ダークエルフの息子だぜ,寿命如きじゃ
死にゃしないさ。
「トントンと背中を叩かれる」
誰だ!
君は私を探して居る様だったからね,それで
私に何か用事かな?
あぁアンタには"借り"を返しに来たんだよ,
この老いぼれたクソジジィがぁ!
フン
「ひらりと軽々交わされる」
は!は!は!チィ一撃も当たらねぇ,
本当に3000歳以上なのかよテメェ!
フンフンフン
「またも軽々と全ての攻撃が交わされる事と
なりました」
君はこの程度の実力なのかい?
私も舐められたものだなぁまぁ昔に比べて
単純な実力は落ちたかもだが君のように
実力の差を見極める事も出来ずにただ
突っ込んでくるだけの存在じゃ僕に勝てない
のなんて明白にも程があるだろう。
く,,,お前が強いのは認めるさ,だが今の時代では過去に比べて老耄の貴様にただ一方的にやられ
るだなんて阿保な事も無いって事はあんたも
理解して居るよな?
おいおい餓鬼が俺に傷を負わせられる前提で
居やがるのか,ますますお前さんがワシを舐めて
るとしか考えられんくなったぞ。
「そこで在る男が立ち塞がり仁王立ちでそこに
調停しに入る」
貴様達ここはギルド内だぞ!やるなら外で
やれ!
あぁ!?なんだオッサン邪魔するならテメェも
あぁ済まない済まないこれは環境を考えて
いなかったおい小僧続きは外でやるぞ。
あぁ?逃げる気かぁそうはさせn,
グバァァァ
「血気盛んな若者は威圧で押しつぶされて
しまいました」
こんなとこで核爆破能力でも無差別に使おう
としてたんだろうよ,魔力の残滓が爆破一歩
手前ってところだしな陣を練る前に気絶させて
よかったぜ,マインドコントロールで一時的に
洗脳して外に出しちまうか。
私の代わりにありがとうございますギルマス。
(それにしてもさっきの小僧いつのまにか魔力を
練って居たんだ,ただ殴りかかってきてる様に見えたがまさか魔拳闘士か?まぁ今はいいか)
気にすんなよ狼牙。
「こうして国の外に出て再戦する事になった」
さっきは邪魔が入っちまったがもうそんな心配は要らねぇ存分にやりあおうぜジジィ!
(記憶操作をして何故私に攻撃を仕掛けるのか
見て見るか)
な,何してやがぁぁぁ!
「彼が何故銀次郎を襲うのか明かされる事と
成りました」
〜15年前〜
一体この村はなんなんだ?
「村は一体が焼け焦げていて辺りからは
なんの肉かは想像に任せるが異臭がただよって居た」
うぁぁおがぁざぁぁん!誰がぁぁだずげでぇぇ!
「彼はさっきの少年と似て居るな,ん?あれは」
ウガァァァ! アガァァ!,,,
「魔獣の大群それにあいつは確か魔獣使いの
ヘンリィだったか」
くくくやはり人間種は脆いのぉ獣魔召喚と
強制支配の眷属化で無制限に増やせる魔獣
ごときで町一つを滅せるレベルにまで
落ちましたかくはははは。
「あれは過去の私か?」
お前はなんだ人間?いやハーフエルフと見た
なんじゃ私の軍団の仲間になりにきたか?
何馬鹿な事言ってんだ力量の差を考えてから
そう言う事を言えば良かろうものを馬鹿な事を
したな。
この私ことヘンリィが馬鹿だと?舐めるな
よ!私は10000年前からこの宇宙に存在して
居る魔人だぞ!知識も記憶量も全て私が上だ!
あっそ,てか凄いなぁ首切られてるのに
ペラペラ喋れて。
首?あぁぁぁ!我胴体はどこに行ったんだ⁉︎
お前がペラペラ喋る間に切ったんだよ,
魔人特有の不死性にあるのか再生力に秘密が
あるのか?まぁいいかどれだけ嬲れば死ぬか
確かめてやるよ。
やめろぉぉ!そうだ何が欲しい金か?女か?富か?
力かぁ⁉︎何が欲しい私は中々地位がある方なんだだから辞めろやぁぁ!あぁぁぁぁ!何故だ
私の改変が発動しないぃ何故なんだぁ!
あぁお前がさっきから発動させようとしてる奴か?物質も現象も法則も事象も(過去,現在,未来)時間も空間も次元も可能性も論理も設定も記述も思考も因果律も運命も概念も総じて世界を自由自在に変えるその現実改変の力もお前が使おうとして居る矛盾を飛び越えた全能の禁呪魔法も全て全く意味を持たないだろぅ?理由は簡単今お前が使えないのは俺が近くに居るからだ。
ハァ?何故その程度で我最強の力は使えなくなるのだ!死ね!死ね!死ね!
願望の言霊って言う全てが実現する特性って
やつか,それも聞かんよ。
はぁ⁉︎何故だ何故何で何でなんなァァァ!
まぁともかく君を殺させてもらうよ。
辞めろぉぉぉ! (くくく今までのは使えないが高次元に次元移動して次元攻擊をしてやればこいつなんて屁でも無い)。
馬鹿が!そのまま貴様と言う物語の中で完結し
そのまま死ねやぁぁ,はぁ?,何故世界が破けない
何故こいつは認知不可能な作者の俺を認知する?なんなんだよこれ?
馬鹿が無限に次元の境界を超えて一つ上の次元から俺を操作だの攻撃だのと無意味な事を,
俺は俺他は他全ての存在が自分の物語を
意思で切り拓いてんだ,誰がおれらを描かなくても自分達が自分達を描くんだ,テメぇを切り刻むのはこの俺だ,降りろ低脳が。
ぐはぁぁ!
さぁてと続きをしようかこれはね不滅殺しと
言う剣なんだよ,この剣で貴様の首をたったら
どうなると思う?
ひぃだ,だがしかしぃぃぃいひ無駄な事だ!
震えてるぜ声がよぉ。
ウルセェ!我ら魔人は皆が物理的な力も精神的な
力も魔法も能力もそれらで殺す事など不可能な
のだ!それに魔人全てを殺さなければ私は
復活し続けるのだよその上私の存在の過去や未来も殺さなければならないのだ不可能なんだよ
その上で一つ言うが私を殺そうとすれば攻撃
反射が発動してお前も死ぬぞ!はーはっはっh,
馬〜鹿不滅殺しに時空や次元や宇宙の偏在も
復活も力の無効化もその全ての理屈と論理は
無意味へと帰すのだよニィ。
(ニタァと不気味に過去の銀次郎は笑いザクりと
魔獣使い,魔物の支配者ヘンリィを殺害)
不滅殺しだとやっぱり死ぬか初めからこの武器は少しやり過ぎたかぁまだまだ強い武器は
あったんだがまぁ良いか。
ん?あれは村かさっきヘンリィの野郎が
召喚してやがった龍の魔獣群の仕業か。
うぁぁぁん!誰か助けてぇぇ!
「どうしたんだ少年よとか話しかけに行くの
面倒だしいっか」
(回想終了、、、って過去の俺ぇ!何してんだよ)
ったくそれで見てた癖に助けなかったから
って事かよ仕方ねぇな,過去,歴史,因果律諸共
捻じ曲げてやりゃいいんだな,それくらい
お茶の子さいさいってやつよ。
はい完了やっぱり母と言うか村を救ったから
小僧は消えたか,未来が変わったんだそりゃ
村に定住してるよなそりゃ。
はいそれじゃあ改めてギルドに行きますかねぇ。
「そうして銀次郎は改めてギルドに向かう」
お疲れさん狼牙いや銀ちゃん。
はははギルマスはやはり変わらんかったか。
当たり前だ時空が多少変わろうが記憶を
消されても俺にそれは効かないからな。
相変わらずギルマスらしいや元気そうで何より
それより本題に変わろうかギルマス。
そういや何故銀ちゃんはこのギルドに来たんだ?
最近入荷されたと聞いてこのギルドに私の転生
前の存在リブについての古文書がね。
あぁそれか,それは今さっきヘルテナと
言う魔術師の冒険者が借りて行ったぞ。
えぇ面倒くさいなぁもう一冊ないの〜ギルマス
〜。
無い,あれは特別な書物だからもし何かあったら
国家レベルの大惨事だろうからな。
ならその子が本を返しに来るまで久々に
あれやっちゃう?
銀ちゃんマジで言ってる?辞めときな
今の銀ちゃんじゃ多分俺には勝てないよ。
言ったなギルマスよますます久しぶりの
バトルがしたくなって来たぜなら
よ〜しやるか"無限の高次元を創造"は俺がやろうか!,,,よし創造完了。
銀ちゃん任意次元はどうする何次元構造領域で
やるの?
今回はそうだなぁ取り敢えず12次元構造の
Mの領域はどうだ?
う〜むまぁ別に銀ちゃんが現実的な多次元で
戦うのが好きなのは知ってるけどもっと高次元で戦わない久々にさぁ。
だめだ過去に時間概念と時空の枠組みを
超越して9943極8769載8896正7882澗
8996溝3458 穣2899𥝱9984垓6821京
8642兆7523億9841万9472対1恒河沙飛んで82回で計約2恒河沙回位戦った時俺の方が
倒した回数が多いし。
ちぇまあ仕方ないなわかったよMの領域で
戦うよ。
前みたいに無限のタイムラインの中で無限の
死のループを無限次元で繰り返さないでね。
それは銀次郎が本来破壊不可能な壁をぶっ壊したからだろぅが!
そうだったか?まぁともかく始めようぜバトルを!
おぅ!銀ちゃん!存分にやり合おうぜぇ!
(こうして七村銀次郎とギルドマスターの
次元を超越した戦闘が始まるのであった)
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