第2話生き方

つまらない大人に従うつもりはない。

従った所で面白いことも楽しい事も

起こる気もしない。


拙者もどうかんでござる。


あんたはまだ若い。

元気もあって、まだまだ動けるだけ

駒として動かす。使い物にならなければ使い捨て。

それが当たり前の現状。

だからこそ大人は信じない

自分の身は自分の力で生き抜く。


泥水を啜る事が生きる近道なら

どんな汚れた事もする。


お互い利用するだけの関係。

それがお互いのためだろう?


いにしえでは、

この世界は弱肉強食。

弱き命は強き命の糧になる。


残飯だろうと悪事だろうと

生きるためならなんでもする。

間違ってだろうが正しい事だろうが、

それを決めるのは大人じゃない

自分自身で決める。


誰かが決めた道。

決められた人生なんて面白くもない。


そうだろう。

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