special game

@kakeguruwanai

三人の物語とはじまり

「やったー 勝ったーー」

この子は不叶 美紅 (フカノウ ミク) ゲームやギャンブルが好きな高校一年生。毎日学校に持って行っては、一緒にしている

そして僕は、中三木 恭(ナカミキ キョウ)ギャンブルやゲームは中の中。美紅に勝てたことがあるのは1回だけ。

「おーーーーい。お前ら―!何やってんだーーー?」

僕たちを呼んだのは生活指導の小和田先生

「お前ら、カードゲームで遊んじゃダメだろーー。ここにも書いてあるじゃないか。市販のボードゲームやカードゲームはダメだって」

「ならそれだったら問題ないですね。」

そういったのは恋路原 愛華 (コイジハラアイカ)

いつも何かと一緒に遊んでいる。(しかも楽しそう)だから僕たちとは仲がいい。

「ああじゃあ校長室でアイツがカードゲームしていましたって言ってきてやろうか」

「べつにいいですよ」

「おお、そうか!」

そこから小和田先生は、ウッキウッキで校長室に向かっていった。

「でも先生のこと放っておいていいのかな?」

「別にこれは私の会社で作ったものですから市販のものではないですし。」

「それにしてもあのくそジジイうざいよね」

指摘するのを面白がっている節はあr…いやそんなことより校長先生が来た。

「君たちおはよう」

「おはようございます。」

「君たち大変だね。市販のもの以外も禁止にしようという校則が出来上がろうとしているのは知っているのかね?」

「え?そうなんですか?じゃあなんで小和田先生は知らなかったんですか?」

「あの先生あと2日でクビにする予定だからね。まあ本人には、秘密にしているんだけどね。まあとりあえずそういうことなんだけど僕は反対しているんだ。いつも楽しく拝見させてもらっているしな。そこでだ、special gameに出場してほしいんだ。」

え?急すぎて話に追いつけない。

「これで優勝したらこの話はなくしてもらえるらしい。これルールが書いてある紙だよ。放課後に返事をもらえるかな。締め切りは、今日までだからね。大会は、今週の週末の3連休だよ。」

渡された紙を見る。

                ルール

市のお祭りのメインであるspecial game!高校生50組に来てもらい味方となる人を最大2人(計3人)連れていくことができる。勝利条件は、敷地内にある持ち出すのは禁止。100枚のチップをゲームをしながら、全部集めて、100枚チップを獲得できたら勝ち。とくヴェつ能力というものがあり、1人ひとつランダムに選ばれる足にあるボタンを踏むか発動というと発動する。ただし、チップを持っていないと、能力を使えない。とくヴェつ能力を使えるのはチーム戦だと全員、ひとつしか、チップを持っていなかったとしてもみんなが使える。個人戦だと主将だけが使える。 ただし2つ以上持っていたとしても1つしか使えない。審判は公平。ルールに言われていないことは何をしてもよい。お互い何をかけるか決めてゲームスタート。二人一緒に「同意」というとゲーム。主催者がゲームを準備している。


…簡単に整理すると特殊能力が使えるゲーム大会で優勝しろ。ということなのだろう。

「出場したいです!」

「「え?」」

急に言われてびっくりした。

「出場、したいです!」

「なんでなの?」

「皆さんでお金がかからずに遊べるらしいですし。」


「そうだね。」

「え?あたしたちもついていくの?」

「はい。みんなで優勝目指しましょう!」

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る