七十五

第185話

“直ぐに済みますか?”




「課題の調べものがあるの。遅くならない内に送ってもらうから先に帰ってて。」




“分かりました。夕食迄にはお戻り下さい。”




「ええ、分かってるわ。」




慧悟さんの送迎車が去るのを確認して、玄関へと急ぐ。






「ただいま。」




““お帰りなさいませ、綾子様””




「これからお友達の所へ行かなきゃならないの。」




“では、お車の用意をしましょうか?”




「ええ、お願い。」




―――――――………

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る