第127話

『は…い……あの…顕司さんとは何も無いです。本当…です。』





「勿論、分かってる。産婦人科医が妊婦に会うのは当然だし、会う度に手を出してたら苦情になる上、評判も悪く成るからね。」




『……………』




「…じゃ、もう行くね。」




『はい……あの東乃さん……』




「ん?」




『慧悟さん、お仕事頑張ってくださいと…』




「うん、伝えておくよ。それじゃまたね、真在子ちゃん。」




『はい。』

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る