第103話

「……寝てるか?」





そっと静かに真在子の居る部屋へと入る。





(沙来ちゃんは居ないのか……)




彼女の布団は敷かれて無く、どうやら今夜は真在子一人らしい。






(嬉しい様な嬉しく無い様な……)





複雑な気分になりながらも、窓側に座り一服する。






そして思い出すのは………彼女にした行為。

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