第68話

『…慧悟さん………』





小さく彼の名をこぼす。





お腹に手を当てる。






あなたのパパはとても素敵な人よ。




ママとあなたを大事にしてくれてる。




あなたの誕生を心から喜んでるのよ。




私も…あなたに会える日が待ち遠しい。




そう…寂しがる必要は無いわね。




慧悟さんとの宝ものが




私の内に宿ってるんだもの。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る