背景

ダゴン秘密教団日本支部の集会がとある海で行われていた。その日の夜は信仰する神であるダゴンを集会で使っている海上に呼び出すことに成功し、盛り上がっていた。

しかし、たまたま通りかがった密漁船にその集会を目撃されてしまった。密漁船の船員は発狂して船ごとダゴンに突っ込んだ。その衝撃でダゴンは転倒し、運悪く岩礁に頭をぶつけて打ち所が悪く亡くなってしまった。

教団のメンバーはダゴンの巨大な遺体を隠蔽するために復活の呪文を使いひとまず粉にした。その後、ほとぼりが冷めてから回収して生き返らせようと考えた。

しかし、その粉は大半は海の底に沈んだままだったが、何割かが流されてしまっていた。これでは生き返らせようするのが難しいと考えていた時、近くの海岸から青い砂が出たという噂が耳にはいる。

その砂が流されたダゴンの粉と考えた教団のメンバーはその青い砂を高く買い取るイベントを開催した。




  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る