私は毎日電車で通勤しているのだが、あいにく通勤時間が非常に長いため、毎日小説を読むんだ。

今、ほとんどの人はスマホをいじっている。紙媒体で本を読む人はほとんど見かけない。そのことに淋しさを感じる。

だが、ごくたまに電車内で紙媒体で本を読む人を見かける。見かけると、私は思わずニヤけてしまう。

あ、仲間だ。

ってね。

声をかけたくなる衝動を必死に押さえながら、本で口を隠して「ふふふ」と笑ってしまう。

そんな風に一日が始まる日は、最高の気分になるのである。

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。（ログインが必要です）

新規登録で充実の読書を

マイページ: 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる; 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める; フォローしたユーザーの活動を追える
通知: 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴: 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい