第5話 真緒ちゃん(4月12日)

図書館で日本史の調べものをしていたら、ある同じ学年の子に声を掛けられた。

「なぁ、うちと同じクラスやんな。原西彩佳さんやな笑」

「せやけど、あなたは??」

「うちは森川真緒やねん。良かったら友達になってや笑」

私から見た真緒ちゃんの第一印象は、そんなに感じ悪くなく、友好的な感じのイメージがある。

「入学式で同じクラスに振り分けられてた時、うちの方から話しかけようかなと思ってたんやけど少し内気やから笑」

「そうやったん??それでもうちは真緒ちゃんと親友になれたらええなと思うてるで」

暫くしてから30分後に高校を出発してから歩いて15分後に京都駅の烏丸口に着いた。

駅前通りは桜が満開になっていて、今の時期は花見シーズンという事であり、色々な所から高速バスでこの場所に来たんじゃないかなというような感じがしたから。

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