ちみあくた先生へ。
【大人になれ、そう告げる男の言葉が、さよなら、の意を含んでいた事くらいは、美貴の乏しい恋愛経験値でも十分に理解できていたから……】
この記述は、まるで、主人公の美貴の恋人の阪田が、まるで戦前の「特攻隊」に行くような感じです。
阪田の使命とは、これ、如何に?
作者からの返信
立花さん、ありがとうございます。
阪田は恋慕と愛情の狭間で引き裂かれ、自身の心を殺そうと必死になっています。
その意味で「生きたい」気持ちに背を向けざるを得なかった兵の心境に近いと思います。
思いのまま生きていける時代、何時の日か本当にやってくるのでしょうか?
今の日本はそこから更に遠ざかっている気もするのですけれど。
単なる切ない展開では無いようですね(^^;)
作者からの返信
縞間さん、ありがとうございます!
色々とお話の中に仕組みがあるんですけど、黒岩家一人一人の心情が伝わってくれたら、それだけで幸せです、ホントに。