第30話 TS主人公目線の例のアレ 壱
「おはよーあれ?メイシアちゃん寝てる」
「うぅん」
「どうしようかなぁ、大丈夫?」
「ねむい⋯」
「珍しいわね、とりあえず私は下で二人と話してくるからねー」
「分かったぁ」
今日やたら眠い⋯どうしたんだろう僕?後身体がダルい感じであんまり動きたくない、初めての事でどうしたらいいか分からない。
「ただいまーメイシアちゃん、ぐでぐでのメイシアちゃんも可愛い!」
「うん」
「やっぱり様子が変ね、胸とか痛くない?」
「んーちょっと痛いかも」
「なるほどね、まだそこまで痛くはなさそうね」
「へ?」
「メイシアちゃんが眠そうな原因はわかったわ!」
昨日のマッサージとかか?思い当たる節がないし⋯。
「症状的に生理」
まさかあの?女の子の日!?え?やばい⋯僕も遂に⋯?。
「ぽいけど違うわね、生理前のホルモンバランスの乱れから来る症状だわ」
「へ?」
「男は勘違いしがちなのよねぇ、生理の症状が一日だけとか生理期間中だけとかね、というか一ヶ月周期で体調良い日の方が少ないっての!分かるでしょ?メイシアちゃん!」
「う、うん」
全然分からん!というか症状あるのは普通に知らなかった、童貞だったし女子と関わる機会無かったからな!!。
「症状は様々だけど、メイシアちゃんのはよくある症状ねー、怒りやすくなったり、落ち込みがちになったり、食欲上がったり、色々ある分同じ女同士でも理解されない場合はあるんだけどね、メイシアちゃんは記憶無いって話だから、一応説明だけね!」
「どうしたらいいの?」
「正直どうしようも無いのよねぇー、長期間付き合っていって、精神的にちょっと抵抗出来るくらいで、メイシアちゃんは実質的に初めてだろうから不安しかないと思うけど、私に頼ってね!」
「ミーアありがとう」
「お姉ちゃん何だから当たり前よ!」
何故か涙が出てきてしまった、こんなの僕じゃないみたいだ、女の子として生きていけるか不安だがこうなってしまった以上は頑張るしかない。
「よしよし、ほらハンカチだよ、本当に可愛い妹みたいで⋯」
その後は結局泣き疲れたのか寝てしまって起きたら夕方になっていた、日本人特有なのかもしれないが泣くのは男だとみっともないし嫌われる事が多いので泣く事はほとんど無かったが、ちょっとした振ればで泣くのは本当に子供見たいになってしまったなとも感じる。
「手紙?」
部屋を見渡すとミーアが居なかったので焦ったが、手紙が置いてあるのに気付いて手に取って読んでみる。
「メイシアちゃんへ、起きて私が居なかったら下の階にいると思うから着替えて来ても大丈夫だよ、か」
何だかんだ心配かけてしまったな。
僕は着替えて下の方へ向かうことにした。
「うぅ⋯痛い」
ブラシャーをしていても胸は揺れるもので、階段を下る度に胸の中という表現が正しいだろうか、ズキズキするような痛みに襲われる。
「メイシアちゃん起きれた?」
「何とか」
「メイシア結構寝てたな」
「ああ、眠かったんじゃないか?」
「メイシア冬眠か!」
男だとよくある悪ふざけだが、今はちょっと無理だイライラする。
「はぁ、とりあえず後でご飯行くからその時集合ね」
「分かった!」
「ああ」
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