第28話 うんうん色々あるよね

ある意味僕と似たような状況な気がするからこそだろう、凄くこの人には興味がある。


「名前はー?」

「名前⋯俺の名前はゴードンだ!」

「そうなのね!私はミーアよろしくね!」

「ああ!よろしく!」

「俺はオリバー、よろしくな」

「ボクはノルマ」

「こっちの女の子はメイシアちゃんって言うの!可愛いでしょ!」

「よろしく」

「皆さんはどうしてここに?」

「料理と香水を見に来たのよ!お花畑も見てみたかったしね!来た時の花が咲き誇り花びら舞い散る大地は綺麗だったわね!」

「お、おう!」

「お待たせしただっぺ!」

「ゴードンも食べましょ!」


ミーアこういう所はちゃんと考えてるのか皆んなの分が来るまでは食べないで待ってたのか、僕なら気にせず食べちゃいそうだ、いや、日本人特有の空気読みで誰が食べるまで食べれなさそうだな。


「美味しい!」

「ああ、久しぶりにこんな料理食べた」

「ブラックオークより美味しいかも」

「ノルマはステーキ好きだよな」

「美味しい」


ステーキなので硬いかと思えば柔らかく、噛めば噛む程肉汁が溢れてうまぁぁ!蜂蜜と聞いて甘いかと思えばそうでは無く、お肉とマッチしている⋯レモンの香りとバターも使っている様でコクもあり幾らでも食べれそう⋯あ、危ない落ちかけてた。


「ご飯時のメイシアちゃんの顔やっぱりいいわぁ⋯」

「あれヤバくないか?ノルマ」

「危ないね」

「あんまり見ないようにするわ⋯俺達には劇物すぎる」

「だな」

「うまぁ⋯」

「メイシアちゃんにはやっぱり美味しいもの食べさせたくなるわぁ」

「俺も食べたが美味いな!」

「ゴードンもそう思う!?」

「料理人としては嬉しい限りだっぺな!」


本当に美味しい、僕この身体になってから食べ物のへの執着が上がったというか美味しい物に対して抗えなくなってる気がする。


「パンをちぎって肉汁とバターを吸わせたら⋯うん!背徳!」

「あっ⋯」

「メイシア声は抑えてくれ」

「良いじゃない!駄目なの所は一つも無いわ!」

「いやまあな⋯ノルマ」

「ああ、ちょっとトイレ行こうオリバー」

「そうだな、落ち着かせてこような」

「二人ともどうしちゃったんだろ?ゴードン分かるかしら?」

「俺には分からないけどトイレ行きたかったんじゃないですか?」

「そっかー食事中に行くなんて行儀悪いわねー」


よく分から無いけど、僕は美味しいからオッケー!。


「美味しかったわね!」

「美味しかった♡」

「メイシアちゃんが喜んでくれたなら良かった!」

「美味かったな」

「まだ食える」

「二人とも三枚は食べたのに凄いわね」


僕はあんまり胃に入らなくなったな⋯ステーキ二枚にご飯二合は行けたのに⋯一枚とパンだけで苦しい⋯甘い物は別だけど。


「気になってたんだけど、ゴードンさんはどうしてここに来たの?」


僕は気になって居た事を直接聞いてみた。


「俺?理由は⋯ソウルクレイドルなら本当の姿になれると思って」

「そうなの?今のままでも良いのに」

「ミーアさんに理解して貰えるか分からないけど、本当の俺、身体も男じゃないと嫌なんだ」

「そうなのね」

「俺は良いと思うぜ!」

「ありがとう」

「私達はここに居続ける事は出来ないしゴードンの理想は見られないかもね、うーん見てみたかったわ」

「そうだな、俺たちは結局冒険者だしな、メイシアの事も解決しないとだし」

「オリバーよく分かってるじゃない!」

「やめろよー!」


仲良いな、しかし本当のか⋯、僕はどうなんだろう、正直この身体になってから特に違和感を覚える事は無かったんだよな、あの女神らしき奴が言った事は本当なのかもしれないとは最近思う様になってきた。


「私達は隣の宿屋に止まってるから何かあったら来てね!」

「ミーアさんありがとうございます!」

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