投稿していて心が折れそうになったら
いま小説を書き続けている方なら、誰もが身に覚えのある感情ではないでしょうか。あるいは、すでに心折れて書くことを辞めてしまった方もおられるかもしれません。
私も投稿をはじめた当初はまるで手応えがなく、目に見える反応は一桁のPVのみという状況でした。
「これから話数が増えていけば読んでくれる人も増えるはず!」なんて甘い考えはすぐに吹き飛び、そのうち投稿することすら苦痛になっていきました。
フォローどころか応援ボタンさえ押されない、星やレビューなんて到底考えられない状況のなか投稿を続けていると、「どうせ誰にも読まれないのに、なにやってるんだろう……」、「完結させたところで、何の意味があるんだろう……」。そんなネガティブな感情がどんどん溢れてきます。
ランキング作品には見たこともないような数字が並び、別世界の出来事のようにしか思えない。なかには初めての投稿で書籍化までされた方までいるというのに。
より一層自分の才能のなさ、至らなさを突きつけられ、執筆画面を開くことさえ億劫になる。
初めての投稿でそんなに上手くいくわけない。どこが駄目だったのかを考えて、また違う話で頑張ってみよう。あるいは、大きく改変した内容で再投稿してみよう。そう前向きに考えて試行錯誤しても、結果は変わらない。
いいさいいさ、誰に読まれなくたっていい。自分は自分の描きたい物語を投稿するだけだ。そう言い聞かせてみても、やっぱり心は満たされない。
※本当に自分の中だけで完結し、楽しんでいる方もいるかと思います。ただ、そのような方はこの投稿をわざわざ読んだりはしていないでしょう。
こんな思いに捕らわれてしまったら、いったいどうやって投稿を続けていけばいいのか。
いや、そもそも続ける必要があるのか。誰に強制されているわけでもない。辞めたとしてもまったく問題はないはずです。
むしろ今まで執筆に充てていた時間を仕事や趣味、家族との時間にすれば、より充実した日々を送れるかもしれません。
ですが、私の場合は違いました。
投稿とは一旦距離を置き、それ以外のことをしていると、最初は楽しかったり夢中になったりしていても、次第に表現しようのない、なんとも落ち着かない、焦燥感じみた感情に掻き立てられてしまいます。
面白い漫画やゲーム、映画を観たときはとくにそれらが強くなり、「この物語を超える作品を書いてみたい」、「書かなきゃいけないのに、こんなことをしてる暇あるのか」という気持ちになります。
物語の創造、小説を書くという行為や、小説家になるという夢に取り憑かれてしまった私のような人間は、一旦執筆することから距離は置いても、かならずもとに戻ってきてしまうようです。
だから、無理に投稿を続けようなんて思わなくていいんです。投稿することや小説を書くことが嫌になったら、やめてしまえばいいんです。
大丈夫です、あなたにとって本当に大事なことであるなら、必ずまた書き始めるようになります。
それがまた同じ場所、同じ物語かはわかりませんが、小説を書く、ということ自体はやめないと思います。むしろそれきりやめられたのなら、あなたにとって小説を書くということが本当にやりたいことではなかった、ということです。
むしろ、一旦書くことをやめてみて、本当の自分、本当に自分がやりたいことと向き合う時間にしてみればいいのではないでしょうか。
そしてもし、小説を書くことが本当に自分のしたいことだったとしたら、ぜひまたあなたのペースで、あなただけの物語を書き続けてほしいと思います。
もし今、心折れそうになっている方が私の投稿を見て、少しでも気が楽になってくれたなら、こんなに嬉しいことはありません。
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