02 聖女様は、己の肉体を磨き上げる
「とある腐敗した国の中」
「人々を守る存在……聖女は守ってくれるのもなく
自分一人だけで困難に立ち向かわなければならなかった」
「聖なる力を行使する際に、無防備になるにも関わらず」
聖女はか弱い?
そんなわけない
攻撃を受ければ
即瀕死
風が吹いただけで
倒れる貧弱
守られる存在
守られるべき人間
そんな聖女には
私はならない
そんな要素
私は要らない
「この状況、とっても困ったわね。どうするべきかしら」
うーん。
考え中。
「そうだわ。全部自分でやっちゃえばいいのよ!」
聖なる力を鍛えるついで (らんらん ランニング)
己の肉体 磨き上げちゃえ (徐々に ジョギング)
守ってくれる者がいないなら (ビリビリ ショッキング)
自分で自分を守ればOK (じゃんじゃん トレーニング)
「富める者達は我が身可愛さで、騎士で周囲を固める」
「彼らの行為の結果、聖女は強くならざるを得なくなったのだ」
力を求めて
修行 修行
肉体強化で
パワー パワー
筋肉だって必要よ
聖女はひ弱?
誰が決めたの
荒れた国なら
生き抜くために
どんどん体を
鍛えなきゃ
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