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  •  明るいカプセルの中というのは、主人公のショウが「百合小説」というフォーマットを駆使して作り上げた、画面上の物語のこととして読みました。きっと浦木とゆかりさんの話は、ショウの失恋による結晶で、だから最後まで書き切れなかった。暗いカプセルの外で、明るいカプセルの中を紡ぐ日々を、愛おしく思いました。
     私もwebに潜っては、この作品という「明るいカプセルの中」を見つけました。本当に何度も読んで、そのたびに背筋が震えて、出会えてよかったと思います。面白いというか、面白くないところがない作品で、作者さまの凄まじいセンスを感じます。
     ジャスミン茶をかっこよく思う浦木、関節キッスを俯瞰して見てキモすぎると思う感性、妙ちくりんなオブジェや実寸大オオサンショウウオ人形といった緻密な舞台設定、罰金のシステムまで全てが面白い。こうなってくると「ちゅうちゅう、中学生ってか」なんて文章も面白い。とにかく水族館デートに行くだけの小説が、こんなにも光り輝くのが、不思議でなりません。
     私がいちばん好きなのは大水槽のシーンで、二階に行ってみたところで景色はあまり変わらなかった、という部分。絶妙な水族館あるあるに、目の付け所の良さを感じざるを得ませんでした。作者さまは、切り取り方の器用な物書きでいらっしゃいますね。
     ふたりの百合小説を紡いだショウの部屋に、カーテンから日が差し込むように、ショウの生きる世界(暗いカプセルの外)も明るくなっていくことを、心から祈っております。

    作者からの返信

    長文コメント、ありがとうございます!!
    お褒め頂きありがとうございます!
    タイトルについての考察、とても嬉しいです!
    やっぱり、誰かに自分の考えが上手く伝わったり、はたまた完全には伝わらなかったとしても、その人の中で独自の解釈がなされること自体がとても嬉しいことなのだと気付かされました!
    貴重な経験、ありがとうございました!
    これからも面白いと思って頂けるような小説を頑張って書いていきますので、また是非、ご感想など頂けるととても嬉しいです!(もちろん読んで頂けるだけでもとても嬉しいです!)

  • おはようございます、はじめまして。読み合い企画から参りました。

    日常的なデートの中に微妙な感情の揺れや二人の関係性の変化が織り込まれていて、細やかな心理描写が素敵ですね。
    ゆかりさんへの憧れや戸惑い、そして惹かれていく気持ちが自然に伝わってドキドキしました。
    一方で、ゆかりさんの無邪気さと謎めいた一面が対比的に描かれており、二人の間に流れる空気感がとても心地よく感じられます♬

    特に水族館のシーンは鮮やかで、目に浮かぶようでしたね。ゆかりさんの「罰金」の提案や言動にはユーモアもあって、彼女の少し掴みどころのなさが魅力的でした。

    読後に温かさと、どこかノスタルジックな余韻が残る素敵な短編でした。面白かったです!
    読ませていただきありがとうございます!

    作者からの返信

    はじめまして!
    感想、ありがとうございます!!
    とても嬉しいです!
    こちらこそ、読んで頂いてありがとうございます!!