天地創造、最強スキルでゆっくりスローライフ カクヨム版
@yu80yu
第1話 第一話 転生、そしてスローライフ
過酷な労働、終わらない介護、報われない人生
私は疲れ切っていた。
そんなある日、道を歩いていると、私はトラックにひかれてしまった。
薄れゆく意識の中で、声が聞こえた・・
神「色々面倒いから、自分で何とかしてね、自己責任だよ。」
気が付くと、私は見知らぬ場所に居た
開拓団団長ダウンヒルズ「さあ、開拓地に着いたぞ。後は各自の自由行動だ。」
いきなりのことに戸惑ったがどうやら私は開拓団に志願して新天地に到着したみたいだ。
少し状況を説明すると、
1: ここは地球によく似た場所らしい(異世界)
2:私は成人女性に転生しているみたい
3;開拓団に志願して未開地に来たみたい
4:ステータスが見れるらしい
5:開拓団の目的は新しい街を作るっぽい
出荷物(物なら何でもいいらしい)が大量にあれば本土からお店とかが移転してくれるみたい
それまではお店はない・・・(あるのは拠点だけ)
ここで働けと・・・
場所は何処でもいいらしく、道具はレンタルか購入みたい・・
ちなみに手ぶら・・
これって、ほぼサバイバルってこと・・
テントはレンタルできるので、最低限の生活は可能かな・・
食料・水・資金はどうしよう・・・
開拓団の拠点で素材は買い取ってくれるみたいだから、しばらくは素材集めで暮らせるかも・・
と言うか、それ以外の選択肢がない・・
ちなみにこの世界は通貨は一般的でなく、ステータスのお金の所持ポイントから支払う仕組みらしい
転生前より便利、なお所持金は・・・少ない・・
最初に寝る場所を決めないと、テント・水の入れ物・鍋だけレンタルして私は歩き続けた
一時間ほど歩いた場所に開けた場所を見つけた「近くに川があるなら、ココにしよう」
幸いにも近くに小川を見つけたので、ココに決定
テントを張って水を汲んで・・・沸かさないとダメじゃん・・・
ここは異世界なので魔法が使えるはず・・ 私は集中しながら指先に炎のイメージを描く・・
出ない・・ 「ファイヤー ・・・」詠唱でも無理か・・
その時微かに指が熱くなった、それからしばらくして・・
指先から炎が揺らめいて・・消えた。
火打石のほうが早い、魔法は練習が必要なようだ・・
とにかく、水の確保は出来た、後は食料か・・
私は周囲を歩き回り、ラズベリーの実、ハーブなどを見つけた・・
畑作って農業しないとダメっぽい・・
異世界の作物は成長早いよね・・頼みます
私は急いで畑を耕して・・道具がない・・明日レンタルしないと・・・
何もしないよりはと道具の手作りを始めた、暗くなったら寝よう・・
幸いにもツタと棒切れと石はあった・・・
何とか出来たのは・・石ナイフ・石斧・火起こし棒・・・原始時代かな・・
ついでに焚き火を集めて、周りを石で囲い、キャンプファイヤーを作った。
なお、食事はラズベリーの実とハーブのみ・・ひもじい
洗濯は川で、風呂は水浴び・・冷たい
服は頑丈と言うより洗うだけでいい、丈夫で長持ち・・魔法か何かかな
ちなみに作業着が1000ポイント
異世界生活初日はこうして終わった。
明日は今日よりいい日かも。
地図
発掘現場 女神の泉
町→ 1時間 自宅
二日目は手に入れたハーブやラズベリーの実を売って、少しでもポイントを得ないと・・
拠点に出荷物を入れる箱があり、入れると種類の表示と値段(ポイント)を表示してくれる装置
素材集めで少しでも裕福に・・・そんな時期が私にもあった。
ラズベリーの実:50ポイント
ハーブ:60ポイント
木の枝:30ポイント
ツタ:20ポイント
小石:5ポイント
土:0ポイント
ちなみにテントのレンタル料が一日500ポイント
全然足りない、大赤字・・・
原因は明確だった、・・・袋がない、素材集めで袋がないのは致命的だった。
忘れていたが、異世界には魔法の袋がある、例えば、木の枝×99個入るとか
5種類入る袋ならレンタルポイント10だったはず、アレをレンタルしてれば今回は赤字じゃなかったのに・・・
ちなみに10種類入るバッグは購入のみで2000ポイント・・・高い
今日は農業をやろうとクワを見たら、購入500ポイント・・・
背に腹は代えられない、購入
当然、種が必要なので見たら・・
カブの種30ポイント、ジャガイモの種40ポイント、キャベツ40ポイント
異世界にもジャガイモがあるらしい。
とにかくも成長が速いっぽいカブを育てよう。
そして・・・ジョウロがあった・・・500ポイント消費
素材集めだけでは生活困難と私は悟った・・
状況打開は何か・・何か・・
その時、私の目に釣竿が目に入った・・これだ
釣りの経験ほとんどないけど・・やるしかない
私は500ポイント消費して中古の釣竿を購入。
期待を膨らませて私は帰路についた。
クワで畑を耕してカブの種を撒き、水をやり農業は終了とはならなかった、
まず、クワとジョウロは500ポイントで購入と安かった、つまり値段相応でとても重かった・・
あまりの重さに途中で体力が尽きてしまい、畑の広さはそれなりだった・・
農業が上手く行っても、これで稼ぐのは厳しい・・実ればの話だが
農業にも限界を感じた私は残りの時間んで採取と釣りを頑張ることにした。
釣竿の性能は遠くに飛ばないとか言う問題があるが・・近くの小川は狭いので問題はない・・真ん中近くには届く。
数時間の悪戦苦闘によりメダカ・カジカ・アユ・木の枝が釣れた。
水浴びは冷たいので木で大きいタライを作った、ココに川で汲んだ水を入れて温める
下に鉄板の代わりに石なので時間がかかるのが難点だけど・・
魔法の練習は・・火が付いたり消えたり
二日目の夕食は魚を焼いてアユの塩焼き・・・塩がない・・塩を何処かで見つけないと・・
仕方がないので塩なしで・・
ハーブとラズベリーの実の生活に魚が加わった、ラズベリーで作ったジャムだけが唯一の甘い物
釣りの成果
メダカ:70ポイント
他は美味しかった
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