第2話
オフイス街にある とあるお洒落な喫茶店 私と友人の奈々子ちゃんが座って話していた
「私の奢り お気に入りだったわよね」「う・・うん」
目の前には 美味しそうなトマトパスタスープに 生クリームと果実がついたダークなオペラケーキ
「ご希望なら 苺パフェも追加するから」「い、いいの?」「ええ」
「大変だったわね お仕事運が無かったわ
でも これからは私という最強のお守りつき!安心しなさい」「は、はい」
「で・・仕事だけど」 ため息をつく奈々子
「うんうん」半分泣きながら 私は友人である奈々子ちゃんの話を聞いていた
海外育ちの奈々子ちゃんは 何処か変わっている
そして優しく 最強な姉さん肌
「私のパパの会・・あ、いいえ 私が知ってる会社だけど空きがあるのよ」
「ボデイラインにその愛らしいフェイスなら完璧ね」「?」
「・・ええ、高給取りよ バイトで飲食業も掛け持ちしていた体力なら問題もないわ」
「あ、ペットはいる?それとも両親とかに預かってもらえるかしら?」「いいえ」
「海外での必要なパスポートは?」 「パ、パスポート?」
「え、英会話は少しなら大丈夫でしょう?それに今は便利な自動翻訳機もあるからね」
どぎまぎしながら 彼女の質問に答えていました
「パスポートは近くのオフイスビルに市の発行所があるから 手続きしましょうね うふふ」
「ああ、そうだ エステとか美容室にもいかないと」「ええ?」
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