第4話 赤ん・・・坊?

 前回のあらすじ。


 なんだかんだで無事(?)に転生できた

セレーネと愉快な家族達は、月桜家に赤ん坊として産まれていたのだ。


 セレーネは自分が以前の様に強く無く、種族が違う事に気がついて、男口調になるという事件が起きちまったのだ。 ま、マジなのか⁉︎


 以上が前回のあらすじなのだ。それ以前に、セレーネの教師がセレーネに嫉妬し、セレーネに常識(重要)をあまり教えなかったのが

十分ヤバい事件なのだ。


 セレーネという単語が沢山出てきているが、気にしないでくりぇ、なのだ‼︎


 どうも、asukaniです。@ATkazuya から

勝手に借りてきたアリアを司会にしてるが、気にしないでくれよな!ちなみに、アリアにはちゃんと言うことリストを渡したから

大丈夫! ・・・な、はず! 途中噛んだけどギリセーフだ。


−–--


 むむっ。今、私の大親友のアリアが居たような気がしなくも無いぞ・・・! 早く、早く会いたいよアリア〜‼︎


「お姉ちゃん、そうゆう現実逃避は後にして。まずはここの場所の詳しくと、目の前の女性が敵かどうかを確かめないと」

 

 な、何故分かった⁉︎ そしてあれは現実逃避じゃないわよ! ちゃんと居たもの!

確かに、ここは何処だろう? え〜い、

〈森羅万象〉!


【世界】

 『???』

【星】

 『地球』

【国】

 『日本』

【都道府県】

 『東京都』

【家】

 『月桜家』


 ふむ。『???』の所が気になるが、都道府県とは何だ? 今度はこの女性を〈森羅万象〉で調べてみますか。発動!


 へー。弱いわね。技能スキルが多すぎて分かりにくくなるから、短くしたのを見せるわね。ほい。


【名前】月桜 麗華

【種族】人間

【年齢】27

【職業】聖双剣姫せいそうけんき/陰陽師

【レベル】23

【称号】『世界初・ソロ階層突破』

『陰陽師第二位』

『最強の探索者シーカー

『炎帝』

『爆炎魔法所持者』

『獄炎魔法所持者』


【真名】無し (この世界には存在しない)

【HP】1536/1602

【MP】2650/2760


【攻撃力】2万

【防御力】3602

【魔力】3000/3000

【素早さ】1万

【魅力】999

【運】73


「えっ⁉︎お姉ちゃん、このステータスは前の世界ではかなりの実力者だよ」


 これが? ナイナイ。こんなのが実力者だなんて、アリアはこのレベルを軽く越えてるわよ。もちろん私もね!


 あら? 何か麗華って人が何かを呟いたわ。


 バチッ!


 んな! 鑑定されたですって⁉︎

〈隠蔽〉! 〈偽装〉! 全力で、全魔力をそれに集中しなきゃ・・・!


ーーー


 ふう、ふう〜。ちゃんと隠せたかしら?

バレたら絶対ヤバい気がするわ。私の

【称号】に、『異世界の』がついたやつが沢山有るのよね。記憶を消そうかと思ったけど、辞めておいたのだわ。この体の母親だからね。


 それより、早くアリアに会いたいっ! 待ってなさい、アリア!


「お姉ちゃん、だからね、今は目の前の事に集中しろやコラ」


 はい。ごめんなさいぃ! ソレイユは怒ると怖すぎるよぉ! (´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)ぴえん!


 セレーネは、諭すように声を真顔でかけるソレイユに恐怖するのだった。頑張れ!


「おぎゃー・・・」


 そして、完全に忘れ去られたシリウス(兄)は、寂しそうに諦めた顔、そして悟ったような顔をしたのだった。チーン。


    完。


 これにて、終わr違うのだ! まだ妾とセレーネが会ってないのだ! 勝手に妾をコキ使っといて、これで終わりなんて許さないのだ! 次回、〈娘のステータスがヤバすぎる、の巻〜麗華視点〜〉なのだ?


 そうだよ、合ってる。さっきは、【これにて、終わr】の場所がボクのセリフだよ!分かりにくかったよね、ごめんね!


ーーーー


「おぎゃー」

 

 ただの赤ん坊のふりをするのは大変だ。だが、魔王とかの仕事よりは全然良い。


 ハイハイしたら、

「ハイハイ界の天才だわ!」

やら、

「神童だ!霊力も底が見えないし・・・(^_^;)」とか褒めてくれるのよ。恥ずかしいけどね。


 霊力とは何だろう?霊だから・・・幽霊を操る力?怖いわ。

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