第8話  方言  について

外出が多くって、最近あまりテレビつけてなかったんですが。

やっぱり毎日、朝か夜にはニュースに目を通すようにしています。


見ない時が多くなってしまったテレビ。大体は連動しているPS機などから

YOUTUBEで JAZZ ソウル ピアノなどの音楽か

DVDの海中や森林の映像、流れてる状態だけど


この日、かけっぱなしのテレビ。民放なんだけど、地元なのかしら?

レポーター?リポーター? 

まあいいけど、

新しくできた地元のお店の特集やってる。


悪気無いのだろうけれど、う~ん。 そのレポーター?があまりに、やたらめったら

、方言で話しかけてくるのよね。。。。


本人にしては地元の人に親しみ持たせたい意図とかあるかも知れないけれど。

今は使わないような方言も。 

だから、 やたら耳について、

例えて言うと、

慣れていない外国語を、外国の人のようにしゃっべってます!みたいな。

感じで。



聞く方も、つらいし。話す方だって無理あって疲れちゃうよね・・・・って感じ。


(正直うざい。かなり耳障り悪く。気分マイナス)


って、私何も方言は悪いとは思いません。


ただリポーターの彼は、おそらく制作会議では、標準語でしょうね。

根っからじゃないから嘘身が多いのよ。だからいやな感じ。


実際は私、方言好きです。


地元で生まれ、地元で育ち、普段の生活から方言で生活に馴染んでいる方

(とくにご年配の方)を見ると

(ああこの人が土地の人だあ。 と温かくなる)

それと、

方言とは関係ないけど、

おばあちゃんが自身の事を「わし!」 もしくは 「俺!」って言っちゃうの聞くと


なんてハードボイルド!ってなぜか心惹かれてしまうもの。



さて、友人の1人に。生粋の名古屋育ち名古屋生まれの、お嬢様がいます。


お家柄のせい?それとも生活環境のせいか、(生活環境、目上の方ばかりなのよ)


彼女は、幼少から名古屋弁でしか話しません。


姿はいたって普通というより、どっちかって言うと美人過ぎるくらい。

だけど、名古屋弁です。


彼女とは会社が違いますが、ゴールデンウイークに一緒に旅行に行くことになりました。

今回は京都に行こうということになって、宿泊は彼女の別荘があるというので

甘え。あとの予定を

彼女の邸宅にて決めてました。


花咲きます。 お汁粉。あんみつ。湯葉。京野菜とかのお惣菜!

お食べ!とか やつはしよね!


私はもう食べ物に全集中。


彼女は、寺院とか景色のいい所とか、そんな話してたと思います。


あれもいいし!これもいい! 旅行雑誌は赤丸でいっぱい。


なかなか決定しない中、彼女が突然 「あっ!あたしこれやりてゃあわ!」と言いました。(やりたい  訳)


旅行ガイドに(観光案内所近くで。舞妓さんの着物に着替えての散策)とある。


ほんとね。そういうのが一番思い出になるのよ。

「そうね!せっかくだし、思い出にやりましょ!」

「じゃあ、私!舞妓になるのね!」


と賛同すると、


「何、言っとりゃーす。みゃーこはハタチ迄だで、あんたも私もぎゃーこだがね。」


(何言ってんのよ。舞妓さんは20歳まで。だから私たちは芸子よ  訳)


と言いました。


彼女は普通に話しているんだけどね、


みゃーこ とか ぎゃーこ って 何だかイメージ的には騒がしい感じ。


私たちと外れてもなく、遠くもないから複雑な心境。

言い返せず。


 恐るべし、生粋の名古屋弁。


                  でも、好き。


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