第6話 自己啓発(後ろ向きでも!) について
なんか立派なタイトルだこと。 ファンタジーに生きて
きっちゅで、ポップなわたしには 似合わない言葉。
てへぺろ!
(やっぱり、自己啓発するべきだわ。。。。)
一時期。今もなのかしら、ベストセラーに度々ランクインする
本が本当多かったように思う。
(〇歳の本 〇〇になるため )みたいなね。
ただ私には、教科書のような本って敬遠しちゃう。
タイトルから強すぎるのよね・・・・・
疲れちゃう。
ついでに、コンテストもあり、やっぱり出版社柄??
異世界ファンタジーなど、お勧めで目にするけど・・・・・
【異世界ファンタジー!みんな飛んでしまえ!燃えつくすのだ!
ぎったんばったン!ドッカンばしゃん!トップアイドル現る!
そして私が世界中の王になる!!そして!あなたお風呂沸いたわよ!】
みたいな、タイトル長いの私が慣れていないせいなの?か
ちょっと疲れちゃう。。
表現力に満ち溢れちゃってるんでしょうね。。。
って、ごめんなさい。お待たせしました。
各自、生き方違うし、環境違うから
お手本通りにはいかないのよね・
本の通りで成功する?かも?。。。。。
でも、 生きる力を沸かせてくれたり、ヒントがあるなら
その点は私賛成!!
とある人に、自叙伝もらった時に、正直困った。
誰得よ?! (ひゃだ! 私もそうじゃない?!)
ところ変わり
馴染みの飲み屋さん。
最近常連だったKさんにお会いしていなくて。見かけなくて
「ねえ、ママー。最近Kさん来てる?」
そしたら、ままが。
”ちょっとね、Kさんから届いたメール 見てくれる?”と
開いた携帯の中。
そこにはあ然としてしまう内容。
常連さんたちといつも軽い冗談言って笑わせてくれたKさん。
温厚で。いつも、ベレー帽やら、シルクハットやら ファッションも素敵なイケオジなKさん。なのですが、
今はもう、メール本文にあった症状名 忘れちゃったけれど
簡単に言うと(対人恐怖症)。。。。
えぇ!えぇ~!! 普段のお仕事はサービス業で、ホテル関係だったはず。
大丈夫かしら? っていうより気づかなかった。。
最後にお会いしたのが4月で、今は12月。
だけど、全然、全く、そんな雰囲気無かったし。。。
ママいわく、
”私も、ずーっと、お見かけしないから、メールしたのね、
そしたら、このメールで、、、”
”何とかしてあげたいんだけれど、重荷と感じてしまうかもしれなくてねぇ”
そりゃそうだ。私も同じ気持ちだけど。 歯がゆい気持ち。になるばかりで
何もできず。 ただ心から 早く 元気な心になって。 と祈るばかりである。
人の気持ちは難しい。TVのニュースでも
家族が 親→子 子→親 もしくは兄弟。夫婦。
の殺人事件とか・・・・。
何をどうとらえて、どんな気持ちで、そうなってしまったのか?
お互いの把握って・・・・・。 なかなか。。。
かくいう私自身も、
本当に人生というと大げさかも知れないけれど。生きていくのに疲れてしまった
時がありました。生きていくのが面倒。辛いって事。
誰しもあるでしょう。
何だか何やってもうまくいかない。
そんな気持ちでいっぱいで、その為か、仕事もプライベートも全て
後ろ向きでの失敗とアクシデント続き。
誰もがそうであると思うけれど
成功ばかりでは、やはりないわけなのね。
感受性もあって傷つくし、体力や気力にも元気は持てなくて。。。。
だけど。私 元気取り戻したのよ!!!
これが、またいい加減なんだけど。
たとえばさ、
弱ってる自分が、弱ってる自分に向かって((頑張れ!負けるな!まだ、大丈夫!))
と応援したところで、ハッキリ言ってその応援って弱すぎるのよ。
残念ながら即効薬にはならないのよね。
もちろん自分の好きなものだったり、曲だったり
恋人、ペットでも。食べ物もね。 パワーの源としてはいいけれど
一時しのぎなのよ。
もちろんそれで、回復すればいいに越したことないけれどもね。
で、私の復活というか、メキメキと効果があった事。
友人がすっごくファンで、(今ジャニーズって言葉使っていいかわからないけど)
どうしても行けなくなってしまったけれど、いい席のチケットがあるし
グッズはどうしても欲しい。
との事、私はアイドルに疎いのだけど、代理で行くことになりました。
まあいいや、日頃外にも出たくない私も、
いいよいいよ、私にはそれくらいしか出来ないし。と
会場には”本当に早く早くいくのよ!グッズはすぐ売り切れるのよ!しっかりして!”
と何度も念を押されて。6時間前に並ぶ。
も、どういう事?!
もう、50人近く並んでる!私慌てて列に並んだけど、あれよあれよと人が私の後ろに千人万人状態。
グッズ売り場の熱気も相当。大安売りでもないのに。 久しぶりに私も大声出して
友人の依頼のグッズGET!!
ひとまず安心。 これで、私の仕事は終わり。 でいいのだけれど。
ファンクラブにも加入してて、他人なのに・・・
メンバーの 出身地・誕生日・身長・体重・趣味 に至るまで記憶している
友人(生半可でない熱量よ) (早く恋人作ればいいのに・・・)
いい席なんだから!!しっかり見て報告!あと〇〇さんをしっかり応援しなさい!
という難題の任務。
私、この人たち知らないし、歌さえ知らない。
本来彼女の席に、私立つんだけれど。
周りは、キャッキャきゃっきゃ♡ 名前の書いたうちわ ペンライトの準備
せわしない。左隣の人はハッピ着てて ハチマキしだすし
右隣は ゴスロリファッション。
で、なんだろう ファン同士の挨拶か?誰推し?と聞いてくる
困った私、 全部! と答えた。
”たしかに。それな!” で会話終了して 冷や汗。
なんかね、周りの人たちの情熱 私悪いよね、居てはいけない気がする。
やっぱりね、後ろ向きな思い
それこそ何万人もいる会場は熱気がすごくて 熱波のように押し寄せてくる
今沈んでいる私には、圧迫感で、目を閉じて、やっぱり会場出ようと背を向けた。
その時だ!!
どっかーん!と花火の音。火柱っていうのかしら?
きゃあああああああ という耳が割れる!! 大歓声!
そして、 次々に 「カッコいい~!」「よすぎる~!」「すてきぃ~!」
「最高!!!」「愛してる~っ!」「頑張ってっぇ!」
という応援。
私はステージに背を向け、目を閉じていたのだが
目を開けると、そこには何万という人々が、必死に手を振り
物を掲げ、精一杯の力を 津波の洪水のごとく、後ろから前に前にと
やってきた。
別に私に対してではないのだけれども、何万人という人々の熱気と声援、
その人々達の精一杯の力はすごく強くて
私は何故だか、どんどんと力が全身にみなぎり力が沸いてきた!
私はいつの間にやら、ステージ上に手を振り、物を掲げ必死に叫ぶ大群に
気づかぬうちに手を振り返していた。
”頑張って~!” ”最高~!””大好き~!!”という声援に
”ありがとう~!!!” ”私もよ~!!!” と。
コンサートも終了した時には、ステージは一度も見ていない私も興奮しっぱなしの
汗だく。やり切った感と 充実感。爽快だった。
すごく心が強くなった。 自分の応援を弱い自分でするより
はるかに簡単にたくさんの応援を手に入れることができる。
だけど 後ろ向きなんだけどね。【 前向きなねっ!!! 】
そう前を向いて生きてきましょっ!!
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