「まわった」シリーズ

パセリ

「冷蔵庫」がまわった

冷蔵庫がまわった。

雨風しのぎつつ、冷蔵庫がまわった。

銀河と友達になりたいのかな?

そう思いながら見つめてた。

挙げ句の果てに地上に出てきた神々との交信を計りたいのかな?と思ったりした。

冷蔵庫は止まることを知らなかった。

私もいよいよ見ていることに飽きてきた。

冷蔵庫のドアが開いた。

冷蔵庫の中のものは全てゼリー状の何かになっていた。

私はすくって食べてみた。

宇宙の味がした。やっぱりー。

私は冷蔵庫と友達になった。

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