⑤ダイバーのアイテム
·ハンズフリーイヤホン
これはただの市販品。現実世界のオペレーターが強制的に介入して、ダイバーと連絡を取っている。
·サングラス
見た目のイメージはオークリー名作のイーワイヤー。そう、あのウルトラマンみたいなやつ。
外から見ると、ブラックイリジウムのブラックミラーで目元はまったく見えない。
掛けている本人の視界は夜でも明るい。侵入者の情報が映し出され、反応感知地点までのナビゲーションをしてくれる。
(※裏ネタ 本当はダイバーが現地まで移動するには、バイクを使用して、カッコよく登場する予定だった。カワサキニンジャH2に乗り、街中で膝をするくらいに車体を倒し爆音を鳴らして、来た来た〜! って感じで。
でも、文字数の制限により徒歩移動になってしまった···ダサ!)
·スタンスティック(電磁警棒)
一見、ナックルガードがついた艶消し黒の特殊警棒。
しかし、伸縮式ではない。
グリップから50センチの艶有りの黒い警棒部分が出現する。
このスタンスティックは無秩序である。到底、常識では考えられない武器である。
ちゃちな伸縮式の警棒だと、強い打撃をすると曲がってしまい、収納できなくなる。
このスタンスティックは事実上、絶対に曲がらないし、折れない。
ダイバーは基本的に非殺傷武器しか持たないが、当たったら即死くらいの電流は簡単に発生させられる。
(※裏ネタ 当初の予定では、チンピラの鎖骨の一本くらい、へし折るつもりだったが、これも文字数の制限により、ただ相手をビビらせるのみとなった。この武器はスタンスティックのみならず、スタンウィップ(電磁ムチ。グフのヒートロッド)にもなるのだが、それも出る幕がなかった。残念)
·マーカー
もっともダイバーたる武器。
拳銃のように見えて、銃口が無い。その代わりに先端にはレーザーを射出するためのレンズが付いている。
目標をレーザーでマーキングして、拘束。ホストからキャラクターを引き剥がすこともできる。
仮想現実世界から、現実世界へ任意の者を送り返すことが可能である(オペレーターのサポートが必須)。
S級ダイバーのマーカーはコンパクトでスタイリッシュ。
色は艶消し黒。
ワルサーPPKくらいの大きさ。
一方、舌切りが劇中で使ったA級ダイバーのマーカーは、デッカードブラスターをさらに大きく、ゴチャゴチャとダサくした感じ。
マーカーは、A級以上のダイバー以外、所持も使用も禁じられている。
また、レッドアラートにより、ダイバーがパーソナルコードを発令、トール社より権限を渡されたときにしか使用はできない。
現実世界からの侵入者、舌切りが禁制物であるマーカーを持ち込み使用。B級ダイバーを二人飛ばしたと言っている。
ハッカーのサポートによりマーカーを使用した場合、対象者であるキャラクターはどこに飛ばされるかわからない。飛ばされたキャラクターはゴーストとなる(これが浮遊霊の正体だ!)
(※裏ネタ S級ダイバー403が、相手の骨董品マーカーを知っていたのは、実際に過去に実戦で使用していたから! 403は当時、あまりにもゴチャゴチャして使いにくいマーカーに嫌気が差した。S級ダイバーのマーカーは、403の実戦に基づいた意見が多く反映された名機である)
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