依存症というもの
一番怖いのは本人に自覚がないケース。
指摘されると余計ムキになるような。しかし、それこそまさに依存症。依存を自覚している依存の方がまだ回復の兆しあるというか、なんというか。
他人も指摘しないし、指摘されても言うこと聞けないしで、どうしようもない。それが生活にも直結していたら、余計おかしくなり得る。
それが一気にバラバラになるようなことがあったら、途端に壊れるだろう。
ある人は、依存するなら依存先を増やすことが大切といったことを語った。
自然と何かを好きになるということは良いとして。しかし、そこに歪んだ何かが入ってきてしまっているのに、それに気づかなくなっていき、それを好きなんだと思い込んでいる事象は傍目から見ると恐ろしい。
本当に好きなものはそれだったのかと。それじゃなくてこれだったんじゃないかと。取り憑かれてしまっていないかと。
いやむしろ、その悪どいものこそが、その人の好きなものの本質だったかもしれないが。
その方がまだマシ。そうでなかった場合は、目が眩んでいるだけなので、タチ悪い。
だから、できるだけ一つのことに囚われないことが大事なのかもしれない。
一方で、生きる上で何か一つ大きなベースとなるものがあってもいい。しかしそれは、対外的な事象に左右されるものではなく、なるべく自分一人で、できることの方が良いかもしれない。
完全に自分一人となると難しいかもしれないが、好きな人のことを考えるとか、好きなもののことを考えるとか、考えるだけならハードルは低め。
今は何も興味ないという人もいるかもしれないが、それはそれでフラットで良いのかもしれない。というか、無理してどうにかなることじゃないかも。
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