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目次
02 メイドがいない
「落ちぶれた貴族のメイドなんて」
「真面目にやっても意味ないわよね」
メイドがいない
サボってる
絶対どこかで
仕事やってない
意味がないじゃん
雇っていても
今日もいない
つまみ食いか
お昼寝か
なぜだかいない
大切な日で
仕事があるのに
明日もいないと
思ってる
一人もいない
もう来ないんだと
悟っている
「メイドの仕事？ ああ、あれね」
「お金だけもらってあとは適当にやってれば良いでしょ」
「というかもうそのお金さえ出せないっぽい？」
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