東京より。

もう生きたくないと思った

自分を信じるのも楽じゃない。

自分の味方になってあげられるのは自分だけ。

たとえ神様がそばにいたとしても。

自分が自分を見捨ててしまったら意味がない。

もう生きたくないと思った。

そのとき、目の前にある薬の束を見た。

そのときに思った。

あ、自分は今すぐ死ねるな。と。

死ぬって本当に簡単な事なんだなって思った。

生きて、その先に何があるのかはまったくわからない。

でも、死への切符は自分の場合目の前にある。

なんだ、自分は死ぬことよりよっぽど難しい「生きる」をしてたんじゃないか。

だったら、今日がどんな日だったとしても、「今日生きた」ってだけで十分だ。

野望なんてなくても、きっとその思いだけで誰かの力にもなれるんだろうね。