六への応援コメント
三島の話に聞き入ってしまいました!
彼は心理分析官のようですね。
「写真の家」の話も興味深かったです。
『人間は途方もない理不尽にさらされると、神なる存在を信じて、きっと報われるはず、幸せになるはずと願う。僕だって同じだよ。だけどこの世には、一切の慈悲を受けることができなかった悲劇だって存在する。だからこそ僕たちは、その渦に飲まれる可能性を常に考えなければならないはずだ。』
ここの言葉に本当にそうだな、と思いました。
作者からの返信
重ね重ねのコメントを頂き誠に光栄です。この物語自体、キャラクターたちの群像劇的側面の強い作品ですので、ぜひ最後まで楽しんでいただければ幸いです。
「写真の家」については、外伝的ではありますが本編にて少々の言及がありますので、最後までお付き合いいただければ幸いです。
これからも当作品をどうぞよろしくお願いします。
二十への応援コメント
終章に来てタイトルの『空の毀匣に注ぐもの』が意味するものがわかりました。
—— 人を喪うというのは、その器に一生塞がれることのない穴が空くようなものさ。
のところに本当にそうだな、という気持ちになりました。
“空の毀匣”と表現したことに感覚の凄いセンスを感じます。
人の心というものにどう向き合うべきかということを深く考えさせられました。
漠然と思うことがあってもこんな風に言語化できるというのは才能なんだな、と思います。
また、”更生”ということについても、それを命題とし、”せめてもの贖罪”という宮川の表現がしっくりきました。
最初にも書かせていただきましたが、プロの方の作品と遜色がないです!
作者からの返信
@cypress様
終章まで御覧いただき誠にありがとうございました。最後までお付き合いいただいたことに加えて、都度丁寧にご感想を頂き、心から感謝の言葉を伝えたいと感じました。
物語そのものの感想だけではなく、物語を通して感じたことや、また「プロの方と遜色ない」との勿体ないお言葉まで頂き光栄です。
@cypress様の大切なお時間を頂戴したうえで、この物語にお付き合い、今一度お礼申し上げます。
この度は誠にありがとうございました。今後とも、カクヨムでは作品を投稿して参りますので、お気に召す作品がありましたら、またどうぞよろしくお願い申し上げます。