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  • 二十への応援コメント

    終章に来てタイトルの『空の毀匣に注ぐもの』が意味するものがわかりました。

    —— 人を喪うというのは、その器に一生塞がれることのない穴が空くようなものさ。

    のところに本当にそうだな、という気持ちになりました。
    “空の毀匣”と表現したことに感覚の凄いセンスを感じます。

    人の心というものにどう向き合うべきかということを深く考えさせられました。

    漠然と思うことがあってもこんな風に言語化できるというのは才能なんだな、と思います。

    また、”更生”ということについても、それを命題とし、”せめてもの贖罪”という宮川の表現がしっくりきました。

    最初にも書かせていただきましたが、プロの方の作品と遜色がないです!

    作者からの返信

    @cypress様
    終章まで御覧いただき誠にありがとうございました。最後までお付き合いいただいたことに加えて、都度丁寧にご感想を頂き、心から感謝の言葉を伝えたいと感じました。

    物語そのものの感想だけではなく、物語を通して感じたことや、また「プロの方と遜色ない」との勿体ないお言葉まで頂き光栄です。
    @cypress様の大切なお時間を頂戴したうえで、この物語にお付き合い、今一度お礼申し上げます。
    この度は誠にありがとうございました。今後とも、カクヨムでは作品を投稿して参りますので、お気に召す作品がありましたら、またどうぞよろしくお願い申し上げます。

  • 十九への応援コメント

    読み応えがあるエピソードでした。

    「恐怖が、我々の知能を発達させるんだよ」という言葉は共感するところがあります。人間は、酷い目につかないと分からないと思うからです。

    しかしそれを敢えて行う側になっていいのかと言えば、それは違うという思いです。宮川の言葉に賛同します。

    「百年もねぇ人の寿命で、完璧な答えを見つけるなんて傲慢さ、絶対に持っちゃいけねぇんだ。お前には、謙虚さも、人の心もなかった。」

    これに尽きると思いました。

  • 十八への応援コメント

    応援コメントのお返事ありがとうございました!

    犯人がついに明かされましたが、この作品はここからが勝負という気がします。

    「完璧な更生」を引っ提げている犯人と、それを崩しにかかろうと、挑む宮川。

    奥が深い話だと思います。

    続きを楽しみにしています!

    作者からの返信

    ここまでご覧いただき誠にありがとうございます。
    物語としては明日の更新をもって最後の話になりますが、最終的な更新は明後日の30日となっています。そこまで見ていただければ誠に幸いです。

  • 十五への応援コメント

    『更生という大義を持って、森嶋へと接しており一定の信頼も持ち合わせる犯人像』

    『この犯人は「父性的」』

    そこから導き出される犯人とは。

    宮川はすでに見当がついていると言っていて。
    となると今までに登場してきた人物の中にいるということになると思いますが。

    果たしてそれは。

    作者からの返信

    丁寧にこの作品を読み込んでいただき誠にありがとうございます。
    ここから先は一気に物語が畳まれるので、最後までご覧いただければ幸いです。

  • 十四への応援コメント

    最後は、おぉ!となりました!

    宮川の丹念な捜査が実を結びましたね!
    果たして事件は一気に解決に向かうのか?!

    (黙秘というのも考えられますが、、)

    続きを楽しみにしています!


  • 十二への応援コメント

    応援コメントのお返事ありがとうございました!

    『事件は起こってしまったが最後、作劇のようなもの』
    この言葉に考えさせられます。

    『自分自身を舞台装置だと思う』必要性。
    それでは割り切れない大きな負の感情。

    宮川の出した答えも然りだと思いました。

    三島が、犯人がどういうやり方をしたのか推察(想像)していましたが、かなりリアリティを感じました。

    事件は最後どんな結末を迎えるのか。

  • 十一への応援コメント

    『更生』というのが一つのキーワードになっている気がしました。

    「犯人がやっていることは間違っているのだろうか」
    と考えてしまっている宮川。

    「デカはそれぞれ、自分の法ってのがあるんだよ。」
    の言葉に、なるほど、という気持ちになりました。

    作者からの返信

    重ね重ねコメント頂き誠にありがとうございます。
    この物語も後半にかかってきており、キャッチコピーがようやくここで匂わされる形となります。最後までお付き合いいただけるととても幸いです。

  • への応援コメント

    森嶋と木内には共通点がありますね。

    人間性の変化、、、

    彼らに共通の指導者がいたのでしょうか?
    木内と一緒にいた初老の男は誰だったのでしょうか?

    遺族の心情を丹念に描写されているのが印象的です。

  • への応援コメント

    応援コメントのお返事ありがとうございました!

    ジオタグを手掛かりにしてついに—!

    『そこには、宮川が無意識に弄った仮説が、腐敗が進んだ男の死体となり実体をもつ。』

    この一文に引き込まれます!

    私も宮川と一緒になって森の中を進んで行ったような気持ちになりました。

    そして最後の一文に、あっ!となりました!

  • への応援コメント

    三島の話に聞き入ってしまいました!

    彼は心理分析官のようですね。

    「写真の家」の話も興味深かったです。

    『人間は途方もない理不尽にさらされると、神なる存在を信じて、きっと報われるはず、幸せになるはずと願う。僕だって同じだよ。だけどこの世には、一切の慈悲を受けることができなかった悲劇だって存在する。だからこそ僕たちは、その渦に飲まれる可能性を常に考えなければならないはずだ。』

    ここの言葉に本当にそうだな、と思いました。

    作者からの返信

    重ね重ねのコメントを頂き誠に光栄です。この物語自体、キャラクターたちの群像劇的側面の強い作品ですので、ぜひ最後まで楽しんでいただければ幸いです。
    「写真の家」については、外伝的ではありますが本編にて少々の言及がありますので、最後までお付き合いいただければ幸いです。
    これからも当作品をどうぞよろしくお願いします。

  • への応援コメント

    応援コメントのお返事ありがとうございました!

    宮川と新人刑事の2人の絡みを予想していましたが、それとは違った展開になりそうですね。

    切断された腕の持ち主である、森嶋悠人は名家の子息、、
    しかしその森嶋家の対応は普通ではないですね。

    “人間が持つ業の深さは、正義の天秤にかけるには、暗澹が過ぎる”
    こんな事を書けるのが凄いな!と思います。

  • への応援コメント

    プロの作家さんかと思うくらい文章が上手いと思いました!

    ベテラン刑事の宮川と新人刑事の2人が、猟奇的とも言える事件に対して、これからどんな風に絡んでくるのか楽しみです。

    作者からの返信

    コメント頂きありがとうございます。勿体ないお言葉までいただき誠に恐縮です。
    本作は既に完結しており、それまで毎日更新となります。もしかすると想像と少し違う展開になるかもしれませんが、最後までお付き合いいただければ幸いです。