せんせいのパーティ


 違う未来があったら、って願った。


 だから、俺は来たんだ。


 先生が、開いてたパーティーにさ。


 先生は……、あの頃とは変わってたけど、それでもすぐ分かったよ。

 『あぁ、先生いた』って。


 あの頃と変わらなくて、先生は“変なの”と一緒にいた。


 こんな風にいったら、怒られるかもしれないし、呪われるかもしれないけど……

 だって、変でしょ?


 透明で、ふわふわしてて、でも色があって、そんで……先生の元に集ってる。


 変な奴じゃん。


 だって、先生だって変な奴だったし。今も昔も。


 まぁ、ここで「パーティーじゃん!」って喜んでる俺だってそりゃ……変な奴だけどさ。

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