初デート　4

軽自動車の車内は密室。


運転席と助手席の距離は肩が触れそうなくらいに近く、お互いの存在が気になり過ぎて、目を合わせることが出来ない。


手を広げて煽ぐ仕草をする景子。

緊張している様で、いつも以上によく喋る。


「今日は有難うね。付き合ってもらって。」


「大丈夫。暇してるし出掛けるのは楽しいから。」

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう！

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。（ログインが必要です）

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録（無料）

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る